【疑義照会 仕切り直し】⑬ どうやって医師に使っていただく?【通知が命①】
疑義照会 仕切り直し
これまで疑義照会アプリSLACKのAPIで提供していましたが、SLACKの仕様変更に伴い使えなくなったため、これまでの経験と反省をもとにあらたな疑義照会アプリを作成中ですのでその辺りの背景を書いてみたいと思います
古いアプリのサイト
新しいアプリのサイト
先日の投稿では
・医療機関の承認はNYAUWが行う
・薬局の承認は医療機関が行う
という設計を作っていただいたと書かせて頂きました。
これは
①これはイタズラによるアカウント作成を極力へらすためです
②医療機関と薬局がすべてつながる必要はない、連携したいもの同士がつながることで疑義照会時の医療機関選択が楽になる
という理由からです、と書かせてもらいました
通知の問題点
疑義照会アプリがこれまでの電話での問い合わよりも意味があるものになるためには
①従来の電話での疑義照会より気楽
②従来の電話での疑義照会より早い
というのが要諦だと考えております。
通知の解決策
気楽
医師はそんな偉そうにしているわけでもなくても薬剤師さんは「医師」全体に対して苦手意識が有るのです。それはこの記事を読んでいただいている先生方のような医師は薬剤師さんにフラットに対応されているかもしれません。しかし、一度でも医師から嫌な対応をされた薬剤師さんは、医師全体に対して苦手意識を持つようになってしまうのです。
しかし、この疑義照会アプリを使ってもいいよというマインドをお持ちの医師の先生はフラットな関係についてご理解のある先生だと思うので、心理的安全を提供できるかと思います。ですので以前のサイトでも【フラット】というキーワードを前面に出しているのです
早い
疑義照会に対するため息
①薬剤師さんのため息:医師からの返答が遅いというため息
②医師のため息:疑義照会に早く応えてあげたいというため息
医師も別に意地悪して疑義照会に遅く答えているわけではないのです。本当は受付で疑義照会の電話が来ていることには気づいているのです。しかし、目の前に診察中の患者さんがいるので答えたくても答えられないというジレンマに医師も苦しんでいるのです。そこでまずは通知をできるだけ早く・確実に医師に通知をすることが大切なのです。
そのためには電話のように出るまでかかってくるようなしつこさが必要です
A-(デフォルト)メールに通知
しかし、これだとデスクトップに通知がこないと気づきにくいこともあります
B-(オプション)WEBHOOKでクリニック特有の通知チャンネルに(SlackやZAPIER経由などで)
これでデスクトップやスマホに通知が来るようにしてより気づく確率を上げていくのです
今日はここまで
近々、薬局やクリニックの皆さまに使って頂ける疑義照会WEBアプリを公開できると思いますので今しばらくお待ち下さい。
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参考リンクまとめ
KINDLE出版
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