StarTrek: Picard #5 の感想など

※ネタバレ含むことになると思います

 5話はだいぶ物語が動きましたね!ほぼピカード陣営のエピソード。いきなりボーグの目を生きたまま摘出する女とセブン・オブ・ナインの因縁が披露されたかと思うと、今度はマドックス博士がその女・ブジェイゼルに借金してる関係が示唆されて、どうやらフリークラウドは物騒な歓楽街の地域(星なの?)であるご様子。

 タルシアーに研究所を溶かされたと嘆くマドックス博士をまんまと捕らえて、タルシアーに売り飛ばそうとしているブジェイゼル。脇に控える爬虫類ぽい種族がいかにも強そう。それにしても、売り飛ばす手段がダークウェブ的な表現というあたりはやや陳腐というか、現代人の発想にとどまってるなあ、という残念な印象です。

 一方、フリークラウドからスパム広告的にホログラム客引きに遭う一行。ここは未来的で良かった印象です。エルノアだけ無視されたのは…気配を殺してるとか?続いて潜入用コスプレシーンでは、ノリノリで人身商人を演じるピカードが可笑しい。そしてコスプレさせてもらえず拗ねるエルノアが可愛い。

 ラフィがフリークラウドに来たのは、息子に会うためだったんですね。だいぶアッサリと見切られてしまいましたが…エピソード中に出戻る感じですかね。ジュラティ博士の怪しい動きに対抗できるのはラフィだけだと思うので、戻ってくれないと!
たぶんこの話限りのちょい役だと思いますが、息子の妻の人がとても可愛かったです!ロミュラン人なのかヴァルカン人なのか分かりませんが、あんなキュートな人と結婚できたら、放蕩の母などねぇ…

 ずっと怪しいムーブを続けていたジュラティ博士は、皆が命がけで救出したマドックス博士を殺害。やはりスパイだったか…というよりも、接触してきたロミュラン人から何かを見せられていたようですね。元恋人を殺害してしまう程のものが…?

 セブン・オブ・ナインは、いったんピカード達のために復讐を先延ばしにしてまでマドックス博士救出を選んでくれましたね。が、組織に戻ると思わせておいてブジェイゼルの店に戻るなんて…。復讐は遂げたものの敵に囲まれて絶望的。ここでセブン・オブ・ナインは退場ですかね。また無事な姿が見られると嬉しいです。

・なぜロミュラン帝国は同胞救助よりアンチアンドロイド工作を採ったのか
・ダージとソージはどんな真実を探るために送り込まれたのか
・ジュラティ博士は何を見せられたのか
・セブン・オブ・ナインは生存しているのか

と、いったところが今後に引き継がれた謎ですね。次回も楽しみ!

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