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関心を持ってもらうことから始めよう

いつもTetugakuya(店舗)に、話のネタにと置いているファイルは、とうとう2冊目に突入!

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哲学対話のレポートをファイルしたものです。
この土日には、これをご覧になって関心を持ってくださるお客様に出会い、すごく嬉しかったです!
熱心に周知してくださっている方もいますが、往々にして、次のような反応が多いそうです。


①何か小難しいことを言わなきゃならないんでしょ?無理!!
②難しそうだから、とてもじゃないけど参加できない。
③恥ずかしい!!
④対立とか衝突とかしたくない。
 
 
 
さて、私の哲学対話で大事にしていることを軸に自分なりに答えてみたいと思います。
小難しいことを言おうとされることや、かっこいいと思われそうな意見をいうこと、そして知識の披露…私はどれも重要視していません。
 
まずは自分の率直な思いや考えを言葉にしてみます。ふに落ちないとか、違和感を感じたとか、テーマをみて思い起こされたことでも構いません。
 
その最中に、同じ言葉なのに、参加者同士が違う意味で使っていたということに気づくこともあります。
同じ言葉が、どんな文脈でどんな風に考えられる可能性があるのか、知る機会になることもあります。
素朴で素直な言葉のうちにこそ、実は、個々人の問題意識とか、他の方と違って着目している視点が浮き彫りになってきます。

それは、違っていいではありませんか!!
一体何が自分にとって引っかかりがちなポイントなのか、輪郭を帯びてくるかもしれません。
私たちの実生活のなかで出会う出来事、そして、個々人が生きてきたその過程を抜きにして、哲学対話を始められるだろうか?…とさえ、思うことがあります。
恥ずかしい!!という方は、まずはオンラインで、動画を伏せて参加されることをお勧めします。

会の中で、自己紹介をしてもらう機会は一切ありません。お名前や職業や年齢を言ってもらう機会はあえて設けていません。当日はニックネームでのご参加を推奨しています。

私の今までの経験では、相手を負かせてやろうといった対話をされる方はいませんでした。(幸いなケースばかりだったのかもしれませんが・・・)

「反対の意見」という書き方をすると、自分が全否定されるのではないかと思われる方もおられるかもしれません。
反対の意見があっていいと思うのは、別の見方や考え方の提案があるということだと思っています。
そこで、他の参加者やファシリテーターを含めて、なるほど、そういう考えもあるかもしれない!と新しい気づきになることがあります。

この場に参加されて、それぞれがあくまで一個人でありつつ、テーマについて誠実に考えてみようかなという者同士で、その意味においてその場では「対等な同志」でもあり、尊重すべき一個人です。

そう!!集まって対話したとしても、あくまで一個人なのです。
グループワークをして、迎合する必要も、仮に多数者の意見が生じても、合わせる必要はありません。結論は出さず、参加者同士の意見を通じて共に考え合うことを手伝い、しかし、考えるのはあくまで私的な作業でもあります。

あなたが、あなたのままで参加してほしいと思います。あなたと同じ人生を送ってきた人は1人もいません。あなただからこそ、出てくる言葉の数々や疑問に思うところがきっとあります。


関心のある方からのお問い合わせや、質問も含めて、お気軽にどうぞ!


tetugakuya@gmail.com

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