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夢をかなえるゾウ①

今年は読んだ本や漫画のレビューを書いていこうと思います。
その1作品目が、【夢をかなえるゾウ】作:水野敬也 出版:飛鳥新社


あらすじ

主人公は「人生を変えたい」何かを始めるけど全部三日坊主に終わってしまうサラリーマン。そんな彼のところにインドの神ガネーシャが突然現れ、「成功したいなら私の出す簡単な課題をこなせば絶対に成功する」自信満々に言い放つガネーシャ。成功を夢見る主人公と傲慢な神とのお話です。

内容

ガネーシャが1日に一つ成功のための課題を教えてくれます。
靴をみがく
・コンビニでおつりを募金する
食事を腹8分目に抑える
・人が欲しがっているものを先取りする
・会った人を笑わせる
・トイレ掃除をする
・まっすぐ帰宅する
・その日頑張れた自分をホメる
・一日何かをやめてみる
・決めたことを続けるための環境を作る
毎朝、全身鏡を見て身なりを整える
・自分が一番得意なことを人に聞く
・自分の苦手なことを人に聞く
・夢を楽しく想像する
・運が良いと口に出して言う
・ただでもらう
・明日の準備をする
・身近にいる一番大切な人を喜ばせる
誰か一人のいいところを見つけてホメる
・人の長所を盗む
・求人情報を見る
・お参りに行く
・人気店に入り、人気の理由を観察する
・プレゼントして驚かせる

本書では、課題1つ1つ意味と裏付けが説明されています。
例えば、初めの靴をみがくでは、イチローさんの話がありました。
イチローさんは、ほかの選手が帰ってもずっとグローブを磨いていたみたいです。「神聖な商売道具を粗末に扱うことは考えなられない」と。あなたにとっての商売道具は何ですか?靴?カバン?ボールペン?



ガネーシャの教え新しい発見や自分の哲学になりそうなことはありましたか?正直、自己啓発の本を読んでたら出会いそうな言葉ばかりだなと思いました。
それもそのはず、本書の後ろにある引用を見ると自己啓発や有名な起業家などの成功例から引っ張ってきていました。
バイブルを難易度順に並べ替えて紹介しているだけです。

そうであるならば、この本を読んでも意味ないのかと落胆しないでください。

新しい行動を起こすこと
・過去の成功は誰かの成功書にある

この2行の事実を再確認させてくれる有益な本です。
最初の一歩を踏み出したものは半分は成功に近づいたものと同義であると誰かも言っていました。


ガネーシャはインドの神として、インドに戻らなければならなくなり日数が残りわずかとなり最終課題として下記の5つを出しました。
実践的で負荷が大きくなかなか行動に移すのが難しい課題です。

・やらずに後悔していることを今日から始める
・サービスとして夢を語る
・人の成功をサポートする
・応募する
・毎日、感謝する


エピローグ

 自分も靴をみがいてみました。きれいになるのは気持ちいですね。
地位や名声は自分ではなく他人が決めるものです。また、成功するには自分の力だけでは無理です。生きていることに感謝して大切にしようと再度思わせてくれる本でした。
成功の自己啓発の本の共通点として行動する、体験するが一番の行動なのかなと思います。
自分の理想を実剣するためにも行動と成功者の真似をしていきたいです。


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