学習性無力感
こんばんは!毎日投稿159日目になりました。今日も頑張っていきましょう!
学習性無力感とは?
学習性無力感とは、過去の失敗した経験などから、「自分にはきっと出来ない」「やってもムダだ」と思い込み、挑戦や行動をやめてしまうことです。
このもとになった実験があります。心理学者のマーティン・セリグマンが行った実験で、抵抗や回避が出来ないストレスや抑圧のもとに一定期間置かれた犬は、それを逃れようとする努力すらやめてしまい、そのストレスや抑圧を回避出来る環境に移しても回避しようとしなかった、というものです。
この学習性無力感は、恐らく誰しもが経験したことがあるのではないでしょうか。
僕の場合、1つを挙げれば大学入試まで苦労し続けた国語はまさにそれです。特に現代文はもともと文章を読むのが遅く、やってもやっても全く出来ませんでした。というか、出来ないものだと思って半分諦めてました(最終的にはやや分かるようになりましたが)。
今でも周りを見れば、僕と同じ数学科のある友達は学習性無力感に悩んでいます。数学は基礎を着実に固めていかなければ必ず挫折してしまう代表的な分野なので、仕方ないといえばそうなのですが😅 でもそれくらい、「学習性無力感」というのは世の中に溢れています。
もちろん例外と呼べそうな人もいます。例えば、今「ビッグボス」で話題の日ハム新庄新監督です。あの人は、完全に学習性無力感とは無縁な気がします。挑戦し、行動すれば上手くいくというのを経験として豊富に持っています。しかし、実は生まれつきの天才という訳ではなく、本人曰く人の目につかないところで誰よりも努力していたそうです。
学習性無力感に陥る原因
もちろん、成功までの階段を5段飛ばしや10段飛ばしで駆け上がろうとしても、上手くいかないのは当たり前です。そこで多くの人は「やっても上手くいかない」「自分には向いていない」と諦めてしまいます。
一方、「ビッグボス」をはじめ、世間ではカリスマや天才と思われている人の多くは相当な努力家で、世間で思われているより何倍もの努力を影でしています。そういった人たちは、何の天才かと言えば、その道の天才というより、上手くいくまでのステップを正確に捉え、階段を着実に“1段ずつ”上がっていく天才です。
そこに立ち止まることなく、1段ずつでも上がっていれば、いつかゴールにはたどり着きます。だから小さな成功を積み重ねることが、大きな成功への条件であり、モチベーションにも繋がるのです。
僕は、そのために出来ることは「一人でいて誰も見ていない時こそ誰よりも努力すること」だと思います。そうすることで、「自分がやってダメなら誰がやっても無理だろう」と思えるようになるのではないでしょうか。是非“成功体験サイクル”を一緒に回していきませんか?