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「今年やるべきこと10選」を振り返って

こんにちは!
医療法人が運営するフィットネス施設である42条施設(メディカルフィットネス)の開設準備をしている桜井です。

今年の最初に、自分の行動指針として「今年やるべきこと10選」という記事を投稿させていただきました。

そして、あっという間に今年もあと4ヶ月となってしまいましたが、4ヶ月間を充実したものにするためにも、行動指針を振り返ってみようと思いました。


1. 法人内スタッフへの周知は…

 法人にとっての新規事業であり、身近な人を巻き込んで42条施設の開設を成功させたいと考えている中で、法人内のスタッフへの周知はなるべく具体的に丁寧に行うべきだと思っています。

しかし、まだオフィシャルな周知は進んでおりません…

というのも、建築工事において来年2025年4月に竣工予定、6月に新病院を含めてオープン予定との事で、当初の予定よりもほんの少しだけ遅れてしまい、42条施設を含め新病院を広告・案内する時期も延期してしまいました。

そのため法人内のスタッフはもちろんのこと、外向けの発信もほとんど行えておりません…

SNSを通じて少しでも早いタイミングで近隣の方々との繋がりを形成したいところなのですが、こればかりは抗っても仕方ありません。

今できることとしては、もしSNSを開設したらどのような記事を配信しようかなどの準備だと思うので、ひっそりと準備を進めてまいります。

そもそも、当法人はSNS活動を始めておらず、SNS活動を始めるにあたってのガイドラインの作成やルール作りなど、地盤を固めるところから進めています。

2. マイクロジムの活性化は順調!

 今年1月から行なっている、マンションの一室を借りてのマイクロジム。
現在6名の方にご利用いただいています。

 スタートして8ヶ月経ちましたが、参加者の方々がそれぞれ高いモチベーションを持って継続されており、実際に様々な測定項目において良好な結果が出ています。

週2回の運動教室ですが、運動を継続することで結果が出ることを参加者の方々が証明してくださっており、運動教室によって結果が出ていることに対して非常に嬉しく思っています。

 このように、理学療法士がマンションの一室を借りてマイクロジムを行うことはまだレアなケースだと思っています。

せっかくなので学会で発表してみようと思い、第11回日本予防理学療法学会学術大会にエントリーしたところ、無事演題採択されました。


 現在の参加者は6名ですが、そのうち途中からの参加者が2名なので、実質たった4名の方々の活動報告になってしまいます。
なので、信頼性や妥当性は乏しい発表になるかもしれません。

ただ、学会で発表させてもらうことで自分の活動に興味を持ってくれる方と繋がりができる可能性があり、これからの自分にとって本当に大きなプラスになるのではないかと思っています。

また、今後42条施設の運営がスタートしても、定期的に学会に参加して発表するような施設を目指したいと考えています。

「医療法人が運営するフィットネスクラブ」

という特徴上、
医学的なエビデンスに基づく取り組みや、
主観的・客観的に運動効果を追求したり
「真っ当なことができているのだろうか?」という振り返り
を学会発表によって行う姿勢が大事だと思っているからです。
そのための足がかりとしても久しぶりに発表してきます。

 11月の予防学会は全国規模での学会ですが、所属する県の理学療法学会においても演題登録が始まっていました。
少し内容を変更した上で演題登録して、採択されることを願っています。

3. 外部への情報発信

 そもそも、42条施設のことを具体的に公表することを認められていないため、外部への情報発信が行えておらず、もどかしい気持ちでいるのが本音です。

かと言って何もしないわけにはいかないという思いもあるため、個人的に支障のない範囲でnoteの投稿を通じて情報発信を行うようにしています。

決して頻繁と言えるほどではないですが、投稿を継続したいと考えています。
拙い文章ですが、ぜひこれからもお付き合いいただけると嬉しいです!

 こうやってnoteで自分の考えをまとめたり、アウトプットする機会を得られていることは本当に大事だと思っています。

法人内の定期的な打ち合わせや知人と会って自分の考えや想いを話す中で、普段からアウトプットしていることによって考えがまとまった中で話ができるからです。

 今後のチャレンジですが、現在noteで投稿している内容を音声でもお伝えできるようになりたいと考えています。

最近通勤中にVoicyを聴いており、自分も声でアウトプットできるようになりたいという思いと、とにかくアウトプットする機会を増やして仲間が増えて欲しいという思いで、voicyパーソナリティになれる日が来るといいなと思っています。

そのためにはできるだけ多くのネタ作りに励まないと…

4. 求人関連は…危機感しかない

 42条施設の開設をまだ公表できないため、求人活動においても非常に制約を受けています…

現時点では、自分の知人だけにある程度公表している程度です。
まだnoteで投稿している程度しか公表しておりませんが、この段階でも少しでも興味を抱いてくれる方がいらっしゃいましたらぜひご連絡ください!

5. 地域のことを知る

 今の職場に移って1年半近く経ちましたが、たまにふらっと職場の近くで食事をするくらいなので地域に深く関わっているわけではありません。

その中でも、地域でのお祭りやイベントがいつ頃行われているかや、職場の周辺の環境など、ある程度把握できています。

あと、ラーメン屋さんに限っては少しリサーチが進んでいます(笑)。

 建築工事の進んでいるところは「市街化調整区域」に該当しており、実はこの制度が42条施設の建築において大きく支障をきたしています。

【市街化調整区域】
市街化調整区域とは、市街化を抑制する地域です。
人が住むための住宅や商業施設などを建築することは原則認められていないエリアです。
※地方自治体に申請することで建てられる場合もあります。

■市街化調整区域の特徴
・土地価格が安いことが多い
市街化調整区域は、建物の建築や建て替えが制限されるため、土地の価格が安くなっています。
また、土地の評価価額自体も安くなるため、固定資産税も抑えられるなど、税制上でのメリットもあります。

・静かな環境で過ごすことができる
市街化調整区域は、街の開発を抑制するエリアなので、交通量なども比較的少なく静かな環境で過ごすことができます。
将来的にも、高いビルなどが立ち並ぶことがないため騒音などで悩むことは少ないでしょう。

・生活利便施設が近くにない
一般的に市街化調整区域は、農業や林業を行う地帯とされています。
その為、駅・学校・病院・スーパーなど生活に必要な施設までの距離が遠くなってしまう可能性があります。

・インフラが整っていないケースも
市街化調整区域の場合は、下水道・ガス・電気・道路の舗装がされていない可能性があります。
インフラが整っていないと、整備費用が必要となってくる場合も・・・。
事前に整備費用がいくら必要になるのか確認する必要があります。

https://www.housebokan.co.jp/columns/77

 例えば、病院と併設した施設にも関わらず、当施設が医療施設ではないというふうに見られてしまっているため、42条施設の施設面積の制約があり、施設の規模が決まっています。
(恐らく地域によって規制の厳しさに差があると思われます)

住宅地やマンションなどは近くに多くあるため、近隣に住んでいる方をターゲットにすることになると思いますが、駅から離れていたり、近くにコンビニなどのお店が非常に少ないため、人の流れは少ないです。
そのような環境でどれだけ会員獲得ができるかがポイントだと考えています。

6. 水中運動プログラムの作成のために…

 理学療法士としての知識や経験を活かして、水中運動のプログラムを作成することもできなくはないと思います。
ただ、専門的な資格を身につけることによって見えてくる景色も違ってくると思うので、新たに「水治運動療法士」という資格を取得しようと考えています。

8/24(土)〜26(月)にかけて養成講座が行われる予定だったのですが、延期してしまい、12月に開催予定とのことなので勉強してきます。

7. 健康経営アドバイザーの資格取得は完全に後回し

 健康経営アドバイザーの資格の取得は完全に後回しにしていました。
そんな中、8/19から健康経営優良法人の認定を受けるための申請がスタートしました。

今の法人がどのように評価されるのか現状を知るために、そしてより良い職場にするためにも申請を行っていきます。


8. 健康運動指導士の登録更新は無事終えました!

 健康運動指導士の有効期間が今年10月まででしたが、オンラインで更新必修講座も受講し、無事に登録更新に必要な単位数を取得することができました。とりあえずほっと一安心です。

9. 理学療法士養成校の非常勤講師

 理学療法士養成校の非常勤講師は今年度も継続させていただいています。

今年度から新たに「老年学」という授業も担当させてもらいました。
42条施設にも大きく関わってくる分野なので、授業を担当させてもらったことを通じて、加齢による身体機能の変化など色々と勉強させてもらうことができました。

 先月末から後期の授業が始まり、つい先日1回目の授業を行いました。
今回新たにチャレンジしてみたのが、Google フォームを使って学生さんの考えをその場で聴取して、それを元にして授業を進めたことです。

というのも、実技の場面が多い授業であればよいのですが、先ほど挙げた「老年学」など、実技のない(教室の都合上できなかった)授業において、授業中に居眠りしている学生さんがそこそこいました。

学校側からは「叩き起こしてでも授業を受けさせてください」と言われ、居眠りしている学生さんが悪いような感じになっていましたが、そもそも学生さんが寝てしまうような授業を行っている自分が悪いと思いました。

ではどうするか?というところですが、学生さんが受け身にならずに能動的になるような授業を進めていこうと考えました。

来年1月から評価実習を控えており、臨床に出る準備をしなければいけない学年なので、

「患者さんに問診を行うさい、何を聴取しますか?」や、
「変形性膝関節症の患者さんに関節可動域を評価する際にどの項目を評価しますか?」
などの質問をGoogle フォームで答えてもらい、それに関する講義や実技を行うというような流れです。

やってみた結果、これまでよりも自分に話に対する学生さんの食いつきも良かったような印象を受けました。

今回はぼやっとありきたりな質問だけだったので、今ひとつ学生さんの考えていることを深く踏み込むまでには至りませんでした。
今後はもっとピンポイントのところをあえて聞いてみて、学生さんがどのようなことを考えているのか、どのようなことがわからなくて困っているかを拾っていけるように工夫していきます。

10. 自分自身の身体づくりは全然ダメ!

 週2回のマイクロジムで自分も多少は身体を動かしていますが、本来の理学療法士の業務に比べて明らかに座ったままでの事務仕事が多すぎます…
最寄駅から歩いて職場に向かっても、歩数は稼げますが運動量が少なすぎます。

現在昼休みにリハビリ室のスペースを借りて時々筋トレを行っていますが、もう少し涼しくなったらジョギング程度でも始めないといけないと思っています…

まとめ

 今年のこれまでの自分を振り返ってみましたが、予定通り進んでいることもあれば、うまくいっていないこともあり、こうやって振り返ることで自分のやるべきことを再確認することができました。
今年の目標を考えていた方はぜひ振り返ってみてもいいかもしれないです!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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桜井 徹也(理学療法士・健康運動指導士)
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