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フジロックのあるニュース記事から

フジロックとやらをそもそもそんなに知らんのやけど
(俺はメタルなので興味が向かない)

開催の是非をめぐって色々な意見がある中、ヤフーニュースのコメントで
気になった物。
スクショ転用させて頂きます。

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小さいなぁw
それはええとして。

これ、ホンマ思う。
この一年音楽業界って何してたんやろ?

努力されてる方もいらっしゃるのでそこまでは言い過ぎやとしても
事、音楽業界という大きなくくりで考えたらあながち間違っていないとも
思う。

恐らく配信が始まった位ちゃいます?

配信もまだスタンダードでは無いと思うし試行錯誤続いてると思う。

そういう動きはあるけど、なんか音楽業界、ミュージシャンて
ほんま「右にならえ」やと思います。

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写真 津田 郁子さん

当然個人レベルで新しい試みされてる方多いと思いますが、この
「音楽業界なにしてた?」ってのが外から見たシンプルな感想やと思うんです。

そもそもCDが売れない、からライブ、マーチャンに活路?を見いだせた
この何年間やったと思います。

これは一部のビッグネームでは効果あったと思うけど
インディーズレベルやとどうなんでしょうね。わかりません。

そもそもフェスも「ワンマン出来ない」からフェス形式になっていったってのは正直あると思う。

ライブに多くを依存して来た中で去年からのコロナ。

そりゃ立ちゆき行かなくなる。

そこからここまで一年半あった訳ですが、その間ってピンポイントでライブの再開をただ待ってるだけのような気がします。

俺もライブが出来なくなったので色々考えました。

去年一年間を時系列関係なしで思いつくまま書くと

大阪府の無観客配信支援事業を二回。
これをそれぞれにDVD,Blu-ray化。
コロナ禍直後にソロアルバム。
開催出来たライブの映像作品化。
バーチャルツアーの無料配信。

他何があったやろ、、?

配信した物を映像作品化してファンの方に届ける。とかってのは
ライブが無い代わりに記念では無いけど何か残る物を。
って考え。
チケットの替わりみたいな。

これが非常に好評やったのと、そこから「開催したライブは出す!」
みたいな流れが出来たんです。

これから数少なくなるだろう、なライブをパッケージして更に収益化。
実際今でも購入され続けてるてるんで、その時のたった一回のステージが未だに収益化され続けているという事になります。

成功した。

コロナ禍はそういう色々な思い付き、アイデア、工夫でマネタイズ出来るコンテンツ、アイデアを生んだんです。

だから今シャツを作ってるのも非常に大事なんです。
だから真剣にやってるし「労働」なレベルでやっています。
皆それぞれで必死にやってる事を悲壮感無くネタにして、いかに楽しんでもらえるか?をほんまに考えなあかん。

ある程度収益の話とかしてもええんですよ。
今はそういう時代になってしまった。
その中で音楽や姿で何を見せる、何で魅せるか?
という本質の部分がさらけ出されている。
これ、どの業種でも同じやと思う。

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写真 津田 郁子さん。

因みに本文と写真は何も関係ありませんw
文字ばかりやとおもんないんで。

個人レベルではそういう風に色々考えたら出来る事って必ずあると思っていて。

そこで凄く大切なのは「収益を得る」って事なんです。
これとファンの方の求める物を上手くリンクさせんとダメで。
となると、収益が必要ない。となると何も考える必要ないんです。

そして、ライブだけを収益の術と考えてるとこのコメントのように
「この間何しとってん?」みたいな事になると思う。

つまり「なんも進歩してへんやん」と言われかねない。

そして今回のように出演者が「これで生計を立ててる」と言っても
関係ない人からしたら「しらんがな」になるんです。

タクシーが急停車した時に「仕事なので」って言われても
「知らんがな」なのと同じなんです。

音楽業界ってほんまに閉鎖的やと思う。

もうあんまり書かへんけど、色々な呪縛みたいな物、思い込み、幻想みたいな物に囚われたり、依存してたりしたらほんまにヤバいと思うんです。

既に業界内で上手く「立ち回り」出来てる人はまだいいと思うけど。

収益が必要なミュージシャンと特にその必要がないミュージシャンでは
今を乗り越える、次に繋ぐという意識や行動は違って当たり前。
そういう色々な考え、活動スタイルが共存出来るのがインディーズの良い所。

どちらが良し悪しでは無く、お互いのスタンスで乗り越えて、お互いの価値観の中でアイデアも生まれ、新しいスタイルを作りだしたり。
今はそういう期間やと思う。

落ち着いた頃にはこれまでと違う「新しいスタンダード」が生まれてるかも知れん。
そうなった時に合わせるのでは遅いんです。
それを見越して、想像して今から色々試しておかなあかん。

で、その作り出すって事につながるのが、実は音楽業界発信で作り出した物って何かあるんか?とも思うんです。

あ、俺はメタル、ハードロックなのでその世界しか知らんのでほんまに限定的な話になってしまうので、おかしな話になってたら申し訳ないけどながして下さい。

CD売れへんからライブとマーチャン。
これは処置というか対応出来ただけで、作り出していない。
流石に対応出来ないのがコロナかな、と思います。
これまで余りにもライブに依存しているから。

それを配信に移行、という一つのスタイルを作る事をみんな頑張ってる所やと思います。

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写真 津田 郁子さん

新しい物、スタイルを生み出すってのはインディーズから、とかって実は昔から変わってないような気はします。

そういうスタイルを作るチャンスやと思います。

実際配信でもライブを流すだけでなく、テレビ番組のようにコーナーを設ける等工夫を凝らしてる先輩もいらっしゃいます。
素晴らしいと思う。

良く「音楽業界の為に!」とかあるけどまず自分の為にやらんとあかんのです。
自分の為に精一杯やってる事が波及して何かに良い影響を及ぼす。

そうあるべきやと思うんやけど、それが出来るのって何の呪縛も束縛もない
自由なインディーズだからこそやと思います。変わってない。

音楽業界全体で、と考える時代って実はコロナでもう終わったように俺は思います。
ミュージシャンはそもそも個人事業主、という普通の事が表面化してると思うので、全体に依存するのではなく「個」ってのが無いとこれからヤバイと思います。

そこで個人レベルで何か新しいスタイルでも出来たら、コロナ禍でも、落ち着いた時にでも、他のミュージシャンに良い影響を与えたり、波及させたりというのも起こってくるはず。
そういうのを一人一人考えれる範囲で考えていったらええんちゃうかなぁ、、といつも考えています。

そういうの考えてやって行けば「音楽業界何しとってん?」って言われるのを関係ない事に思えると思う。

俺が先人、先輩から多くを学んできたのと同じで、学ばれるようにならんとあかんと考えています。

いつまでも
「ありがとうございました」って言うててはあかんのです。
「ありがとうございました」って言われるようにならなあかんのです。

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