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住宅会社の販売促進とは?効果的な手法を完全ガイド

一級建築士の鶴見です。実はアイドルやプロレスが大好きで、撮影OKな現場があれば望遠カメラをかついで出かけるようなヲタク気質な面もあります。学生の頃から建築探訪も趣味で、旅行に行くときは必ず「観たい建築」を行程に組み込むほど。そんな感じで好きなものにのめり込むタイプの私が設計事務所や住宅会社で設計を経験し、今は住宅会社に向けたマーケティングや広告の仕事をしています。

住宅会社の時に設計した築50年の中古住宅をリノベーションした自邸。断熱等級6の高性能。

不思議なご縁が重なったキャリアですが、こうして第三者目線で住宅業界を眺めると、「売れない・効率が悪い会社は、お客さんだけではなく働く人にとってもつらい会社になってしまう」という課題を痛感しています。
例えば営業は「お客様が来ない」と嘆き、設計は「価格と見合わない仕事量」に疲れ、広報は「何を発信していいかわからない」、経営者は「このままだとヤバいんじゃ…」と頭を抱える――そんなケースが少なくありません。

そこで今回の記事では、「建築 × マーケティング」の視点から、住宅業界の“売れる仕組み”と“働きやすい会社づくり”のヒントを解説していきたいと思います。アイドルやプロレスと同じように、ちょっとマニアックな視点が飛び出すかもしれませんが(笑)、お付き合いいただけたら幸いです。
あなたの会社は、今の時代にちゃんとフィットできていますか?一緒に考えてみましょう。

今回のテーマは「住宅会社の販売促進とは?効果的な手法を完全ガイド」です。住宅会社がマーケティングを正しく理解し、販売促進をどのように組み立てれば集客や受注につながるのかを解説します。ブランディングと販売促進は車の両輪であり、どちらかが欠けるとマーケティングは成り立ちません。時代の流れとともに購買行動や情報収集の手段が変化している今、住宅会社がどのように販売促進を行えばよいのか、具体的な法則や事例を交えながら紹介していきます。ぜひ、自社の取り組みを見直すきっかけにしてみてください。


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