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MoTに入社して半年のデザイナーが語る会社の率直な感想と今後

💡これは何?
Mobility Technologies Advent Calendar 2022 の7日目の記事です。

この記事では、デザイナー観点から株式会社Mobility Technologies(以下MoT)に入社してみて実際どうなん?という内容をお伝えしたいと思います。

対象読者
MoTに少しでも興味がある、または会社の深堀りがしたいデザイナーやデザイナーに関わるエンジニア、PdMなどの方向けとしています。

私はだれ?

2022年5月入社のMoTでタクシーアプリ『GO』 に関わるプロダクトデザイナーをしています。デザイナー歴は7年ほどでMoTは3社目。
プライベートでは、ラーメン、NiziU(マユカ推し)好きの32歳、妻子持ちの男性です。

なぜMoTへ?

元々、私は地方出身で、地方の交通課題や不便をダイレクトに味わう原体験を幼少期から持っていたので、将来的に課題解決のために貢献したいと思っていました。
そこで、モビリティ界隈で現状ユーザーに一番近い距離感でプロダクトを展開している(と思っている)タクシーアプリから、人々の移動体験を変える・解決していきたいと思い入社しました。

結論、入社してみて実際どうなん?

人について
1️⃣ 職能レベルが高い
2️⃣プロダクトへの熱量が高い

課題について
3️⃣ ドメインのキャッチアップは大変(課題①)
4️⃣ 個人の理解が大変(課題②)

1️⃣ 職能レベルが高い

弊社は全員が中途入社でジュニアメンバーもいないということもあり、デザイナーはもちろんPdMやエンジニア各々の職能レベルが高いと思います。
(※一部職種で2023年入社の新卒内定者が決まっています)

社員各々が得意分野をもっており、各プロダクト・プロジェクトで躍動されています。

具体的には、デザイナーでも、ビジュアルデザイン、UIデザイン、フロントエンド、リサーチ、情報設計などそれぞれ得意かつ生かしていることが異なっています。
また、PdMだと(前職でPdMを経験した身から比較すると)、思考の深さや広さ、そこからアウトプットするPRD(プロダクト要求仕様書)は非常に解像度が高いと思います。

2️⃣ プロダクトへの熱量が高い

職種を共通して、当事者意識を持って仕事ができていると実感します。というのも、各々が「GOってこうだよね」「こういう将来を実現したい」「もっとこうしていこうよ」などの発話と実際の行動への転換ができているので。

そもそも、『GO』というコアプロダクトにかける人数も多いということもありますが、(※前職では、プロダクトにかける人数が小規模かつ、プロダクトそれぞれでターゲットも目指すものも異なっていました。)
具体的には、ビジネスメンバーからも「UX」という単語がよく発話されるほど真摯に機能や全体のユーザー体験を検討するし、UIに勘所がある方も多く、示唆を得ています。
デザイナーでいうと、目的思考で考えられる方も多いし、定性・定量両軸からプロダクトを捉えられている方が非常に多いと思っています。

↓社員のレベルが高い一方で、個人的に感じた課題、そこへの私がとったアクション、結果としてどういう効果をもたらしたのか以下へまとめます。

3️⃣ ドメインのキャッチアップは大変(課題①)

ドメイン情報のキャッチアップは個人的に非常に大変です。。
なぜなら、日本のタクシー業界は100年以上の歴史があり、我々が普段利用しているタクシーですら、知らないことも多く(例:銀座乗車禁止エリアなど)、理解するのにはものすごく時間がかかります。(いまでも日々キャッチアップしています)

課題①へのアクション

1. 背景の探索
実は、過去の経緯や背景などを記したものはナレッジとして残っている場合が多いです。が、そもそもどこに何があるのか、それが最新なのかわからない。。(新入社員あるある)
なので、一旦Slackの自分のtimesチャンネルに「〇〇とは?」や「このオケージョンだと△△だと思うんだけど実際の数値はどうなんだろ?」など自らに問いを作っておいて、ナレッジやSlackなど各所を探索したり、timesチャンネルに参加している方から回答を貰うといった方法をとりました。(困っていることに即リアクション・解決してくれる人が揃っていてありがたいです。。)

2. 市場の探索
SlackにGoogle アラートで選択したワードの記事を集約するRSSフィードチャンネルを作って、モビリティ界隈のトレンドを常に見れるようにしました。Slackは、毎日見るので結局これが一番です。

3. オンボーディングの作成
今後の新規入社者のため、私自身の振り返りの意味も込めて、オンボーディングプログラムを作成しました。
私が入社してから本質業務以外のことに時間を取られることが非常に多かったためです。今後もフィードバックなどを元にアップデートをし続けていく予定です。

結果や効果

アウトプットの速度・質が上がった(ような気がする)と思います。
過去の検討のやり取りや、市場の最新情報のインプットができているので。

4️⃣ 個人の理解が大変(課題②)

弊社は基本リモートワークであり、かつ各プロジェクトに関わる社員数の多さから、この人の職種は何で、どういう形で携わっているの分からず、本質業務外の部分に脳のスペックを取られて、集中ができないというデフレスパイラルに陥りました。

課題②へのアクション

1. 1on1実施(自己開示)
実はあまり自己開示は得意ではないのですが、他者を知るにはまずは私という人間を伝える必要があると思うので、私と関わる可能性のあるメンバーへ1人1人1on1を組んで自己開示を実施しました。

2. ワーケーション参加
また、弊社で3ヶ月に1回ほど行われるワーケーションへの参加をして、他部署間での交流も行い、会社を多角的に捉えられるようにしました。

ワーケーション 海 千葉
2022年7月ワーケーション@千葉某所

📌ワーケーションを実施する理由については弊社会長がまとめています。↓

📌よりワーケーションをイメージされたい方は以下を参照ください↓

結果や効果

  • 帰属意識が高まる

  • ディスカッション参加へのハードルが下がる(無駄な敬語なども省けたり)

  • 相互理解が進むことで情報の探索がより行いやすくなる

今後(まだまだ発展途上)

「まだまだ発展途上」
これが一番感じたことです。
現在『GO』はタクシーアプリNO.1*ですが、良い意味ですべきことがまだまだあり(プロダクトも社内制度なども)、それは、大きな伸びしろを秘めていることを表していると思っています。(まだまだデザイナーが入る余地があるということです!)

個人的展望は、まずはタクシーアプリという入り口からですが、

地方の交通課題・不便を解決のために貢献する

上記を軸にぶれずにやっていきたいと思います。

現市場に存在するプロダクトと利用ユーザーの間には、どこかで少なからず溝が生まれがちなので、デザイナー(またはプロダクト運営者)という観点からより良い体験をユーザーへ提供していけるように「全方よし」を考えつつ、結果として課題が解決され、人々に笑顔を提供できるように尽力していきます。

📌 もっとデザイナーを知りたい!

📌 採用情報を見たい!


*data.ai調べ|タクシー配車関連アプリにおける、日本国内ダウンロード数(App Store/Google Play合算値) 調査期間:2020年10月1日~2022年9月30日


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