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会話泥棒は捕まらない
会話泥棒はどこにでもいる。
職場でも、家族間でも、友達でも、
そう、みんな自分の事は話したいのだ。
会話泥棒から話を泥棒させまいと対抗してしまうとそれに対して労力がかかってしまう。
そんな無駄な能力はなくしたい。
だから、泥棒されるともうなすすべはない。
盗まれると終わりだ。
だから会話泥棒は捕まらない。
一生泥棒し続けるだろう。
例えばこんな会話の例。
自分
「この前美味しい居酒屋見つけまして、コスパ最高でしたよ」
「魚ばっかりなんで、魚好きにはおすすめです。」
「やっぱメインにしているから仕入れが安くてコスパいいのかな」
会話泥棒
「そういう店あるよね。〇〇市にもすごいところあるよ。」
「そこは魚を水槽に飼っていて、その場で捌いてくれるんだよ。」
「なんか、1階が魚屋さんなんだって。だからできるんだろうね」
「釣ってきた魚を持っていっっても料理してくれるし、おすすめだよ」
自分
「・・・・・・・・」
(完全に盗まれたな。僕の話なんて、そりゃあ泥棒の話に比べたらそんなにすごいことでもないし。でも僕のせっかくの話がなくなってしまった。盗まれた・・・)
もう盗まれた時点で、話を戻してさらに向こうの話以上のものに持っていくのは至難の業である。
基本、相手の方がすごい話をしてくるから。
まず、泥棒のほうが有利だ。
だって、一度人の話を聞いて、それ以上の話を持っているか確認して、自分が持っていれば、その話を出すだけだ。
そうすれば、必ず人よりすごい話ができるし、最終全部持っていって泥棒できる。だから、会話泥棒がいるところでは話をしないのがいいのかも。
関わらないほうがいいかも。
餌を与えてはいけない。
踏み台にならないようにしたい。
ダシに使われないようにしたい。
会話泥棒の栄養になりたくない。
だから、大切なお宝(話)は信用できる人の前でだけ披露しよう。