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その一言は要らないよ

先日報奨金が渡された。
その報奨金とは、昨年度の予算達成の営業所に対する補助金だ。
昨年度予算を達成した営業所は全国でただ一つ大阪だけ。
僕は2月から東京支店に転勤になったので1月末の決算まで大阪にいた。
なので東京支店で報奨金を受け取った。
やっぱ実際に補助金を受け取ると頑張ったな、みんなと一緒に頑張ったな。
そんなとても気持ちいい感じであった。

ある日の朝礼。

支店長
「いなかっぺさん。前に来てください。」

いなかっぺ
「はい!」
(報奨金だな^ ^)

支店長
「報奨金です。赤字の営業所にやるのはおかしいけどな」(少し冗談ぽく)

いらんやろ!
その一言いらんやろ!
渡すだけでいいやろ!
せっかく達成したのに、赤字の営業所にはなんでやらなきゃいけないのって冗談でもだめだろ。

うーん。

実際大阪市では営業所としては赤字である。
僕の会社には2つの部分があって僕の所属しているのはA部門。もう一つはB部門。
この2つだ。
大阪支店は2つを合わせると赤字では無い。だが、A部門としては赤字であった。
全国で予算達成も唯一大阪のA部門だけ。


僕たちの仕事は売り上げを上げて、
自分の目標=予算を達成することだと思う。
利益の事などは会社から一切今まで言われたことがない。
そりゃああまりに経費を使いまくり、
異常な値引きはダメだと思う。
それに、それをやろうとしても経費を
与えられているわけでもなく、
異常な値引きにも上司の許可がいる。
元からすごい値引きのお客さんもいるし、
自分達で何もできない部分もある。

その状況で、
そのような資料も僕たちにはなかなか見せてくれないし今後も頻繁に見せる事はないと言うことであった。

だったらこれからは利益を意識して営業活動しなければならない。
それは営業にとっては大事なことだと思うので良いことだと思う。
ただそれは個人個人でできる範囲は決まっていると思う。
人件費は営業ではなんともできない。
いらないやつを追い込んでやめさせるか?
そんなことはできない。
僕たちは純粋に商品を高く売り無駄な経費をかけない。
これしかできないのではないか。
それ以外の要因がとても大きい場合は上層部が考えることでは無いだろうか。
情報を開示できないけど、利益を考えろというのであれば、どこをどうするか教えてほしい。

悔しいんだな。
大阪だけ行ってるから。
東京もいってねーし。
他もいってねーし。

あー単純に悔しいんだ。
そうだそうだ。
何か言ってやりたいんだ。

かわいそうに。

そういうことなら、いいよ支店長。

悔しいんだね。

おつかれさん。

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