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アプローチ、アプローチ、アプローチ

僕はメーカー営業の課長として東京支店で働いている。

最近よくこの言葉を聞く。

アプローチ
アプローチ
アプローチ

ミーティング中も、他の社員と話している時も、営業日報や営業月報にも
こう書かれている。

言葉はよく使っているけど、みんなアプローチできていない。

アプローチを調べたけど、
言葉そのものの意味は
「接近、近づく」

営業的な意味は
「アプローチとは、営業マンが電話や手紙、または訪問によって見込み客と商談ができる状況に進ませる段階のことである。 セールスの第一歩といわれ、この段階で見込み客にどれだけ印象を良くするかはセールスの成功に関わってくる。」
こう書かれていた。

社内では大きな顔をして、
「こういう形でアプローチをして、それから受注へ繋げます」
とかなんとか言っているけど、現実は別だ。

全然お客さんとうまく話ができないのに、言葉だけ。
言うのは簡単。
口だけ。

やっぱそれを言って、自分を保ちたいんだろうな。
ダメなやつって思われたくないんだろうな。

ミーティング中に
「できてません!わかりません!できません!やってません!」
こんな言葉使えばいいのに。
下手に
「ここはこういう形でアプローチしていくつもりです」
とか言っちゃうからだよ。

できないならできないでいいじゃん!
みんな最初はできないんだから。

難しい言葉や、ビジネス用語使う前に、現場に行って営業して、
失注して、学べばいいんだよ。

これ、できる病だな。

「自分はできる」っていう病。

根拠のない自信は必要だけどね。

話がずれて、「アプローチ」にアプローチできないまま文章を書いちゃった。


明日からも他の営業にアプローチして、行動を起こしてもらうように
努めようと思う。

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