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セルアウト、セルイン、アップセル、クロスセル
転職してからというもの、ビジネス英語をよく聞くようになっている。
世の中的には当たり前で、俺が知らなかっただけなのか。
それとも、使う方が少なくて、よく使う業界に入ったのか。
どちらでもいいが、とにかくよく使う。
今回は、「セル」
セルといっても某サイヤ人の漫画でもなく、
エクセルの枠のことでもなく、
CELL=細胞のことでもなく、
SELL=売る、販売する。のことである。
セルアウト
セルイン
アップセル
クロスセル
この4つがよく使われる言葉だと理解している。
この中で初めて聞いて言葉はセルアウト。
ヒップホップ好きの俺からしたら、
セルアウト=自分の好きなことよりも売れることを優先することであり、
「〇〇の最近の曲聴いてると完全にセルアウトに走ってるよねー」みたいに使う。
なのでなんとなく、売るということなんだろうなとは理解できた。
で、実際はどういう意味なのか?
実際はこうだ。
セルアウト=消費者への販売
そうか、エンドユーザーへの販売のことをセルアウトというのか。
まあヒップホップ用語のセルアウトも同じようなもんだな。
セルアウトの意味はわかった。
次はセルイン。
セルイン=販売店や卸業者がメーカーから仕入れること
なるほどね。買うことね。これは在庫だけすることも含まれるね。
エンドユーザーへの販売が決まった上でのセルインもあれば、とりあえず在庫として仕入れる場合も同じなのね。ふむふむ。
インとアウトは理解した。
さあ次はアップセル、クロスセルだ。
これはまったく想像つかなかった。
当たり前のように、
「〇〇さんアップセル狙ってるの?クロスセル狙ってるの?」
と職場で聞かれたことがあり、この言葉を知った。
その際の俺は???の顔。www
「わかりません。そもそもその言葉は何ですか?」
アップセル
顧客の単価を向上させること。アップセルによって客単価を向上させることができれば、顧客数を伸ばすことなく総売げをあげることができる。
クロスセル
顧客が現在利用している製品やサービスに関連するもの、組み合わせることで価値が生まれる「別のもの」を提案し、購入を促して収益を増やすセールス手法。
なるほど。そういう意味の言葉なのか。
ほんとに初めて聞いたし。
まじで知らなかった。
なんか当たり前のように使ってるっぽいな。
無知であった。
営業だったら自然とこの4つの方法は実施していると思うが、言葉を使って明確に意識をしたことはない。
俺に当たり前のように〇〇セルの言葉を使ってきた人も、まさか俺が知らないとは思っていなかったのだろう。
え?知らないの?みたいな顔してた。
知らないことを言われて、わからないときは悔しいし、ダサいと思ってしまう。
雑魚い扱いされる雰囲気を感じるとさらに思いは募る。
なので俺は負け惜しみで、よくこう考えるようにしている。
「ビジネス英語でスカしてるだけでしょ?!大した意味じゃないじゃん!」
「だからビジネス英語って嫌なんだよねー」
「別に使わなくてもいいのに、マウント取りたいのかよ」
完全に負け惜しみだよ。俺。
言えば言う分負け犬だよ。
負け惜しみを言ってさらに悔しくなった時には、この言葉を思い出す。
「知っていることしか知りません」
達観した人間である、俺の古くからの友人の言葉。
名言だよな。
改めて納得。