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人に勝たせよう 器の大きい人間になる為に

先日こんなことがありました。
僕の会社の2年目の営業通称シティーボーイくんが、次長と実績を競い合う。

シティボーイくん
「僕は〇〇件の実績予想です。見込みが〇〇件あります。」

次長
「俺に挑戦状叩きつけているのか?」


冗談ぽく言っていたけど、これって、勝たせる気がないんだと思います。
上司なら冗談でもそんなことは言わずに、勝たせるようにするべきです。
どうしても僕の事業所の上司たちは、プライドが高くて、部下より優位に立ちたい気持ちが強い人が多いです。
もう50にもなって、20代と張り合うなんて、、、器ちっちゃくね?
そう思ってしまうのは変でしょうか?


プレイングマネージャーなら実績を作るのは必要です。
僕の会社の次長も担当を持つプレイングマネージャーです。
ただ、それは部下と張り合うべきではなく、自然と勝手に実績を作って、
言葉ではなく、背中で語るほうが部下にも響くと思います。


要は余裕を感じないんですね・・・


だから、尊敬できないんですね・・・

それに、手柄があったら、上司が持っていきます。
僕の会社で言うと、特に支店長はそうです。
今までも散々支店長のこと書いてきましたが・・・www
とにかく手柄が欲しいんです。
上司の手柄でも、部下に譲ってあげるかっこよさがないんです。
勝たせるとう概念がないんです。


例えば、自分の親が子供と漢字や計算で競って、
「俺の勝ちー」って言っていたら、いやですよね。
別にめちゃくちゃわざと勝たせる必要はなく、全然勝ってもいいと思うんです。
勝つときも当たり前みたいな顔して勝てばいいんです。
そうしたら、子供も「親ってすごいや」って思うと思います。
僕だって、親ってすごいって思ってました。
全然敵わないやって。


よくテレビドラマでありますよね。

主人公
「やっと親父を超えられた」

親父
「お前も大人になったんだな」

こんなイメージを僕の会社で持てないんです。
皆、大人気なく張り合ってくるんです。
俺のほうがすごいって。

だから、武勇伝とか話しちゃうし、成果を示してもそれ以上の成果を見せつけて、さらに、できていないところを指摘する。
これが部下が育たない、というか育てることができない上司の悪いところですね。

反面教師になると言う意味では、すごくいい材料ではあります。
これもよくありますけど、親が最低な場合に、子供が超絶できる子になるパターン。
このようになれば、反面教師もいいと思います。
ただ、すごい人間になる可能性は高くはないですね。
僕はそう思います。
なので、できれば反面教師ではなく、ちゃんとした教師として育てていけばいいと思うんです。
会社でもね。

とにかく、僕は今の上司たちを反面教師としているので、そんな上司にならないようにしています。
このnoteでたくさん書いているので、僕がよくないと思う上司像は出来上がってきました。
これから僕も、仮に出世していけば部下ができてきて同じような立場になります。
そうなった時には、部下に勝たせるように心がけたいと思います。

上司は部下と張り合うのは違うのです。
上司は部下の力を引き出すのが仕事だと思うのです。
つまり、手柄を譲って勝たせるのが大事だと思うのです。


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