給与支払報告書の提出※共感できる人などいない話
会社から源泉徴収票というのをもらうと思うのですが、それと同じ内容の「給与支払報告書」というのを会社は作成しなければならないのです。
給与支払報告書を会社から社員が住んでいる市区町村に提出し、その市区町村に住んでいる社員の住民税額が計算されます。
給与支払報告書総括表が届く
11月頃になると、いろいろな市区町村から「給与支払報告書総括表」というのが届きます。その「総括表」を給与支払報告書の一番上につけて、翌年1月末までに提出する必要があります。手続きとしてはどの市区町村であっても全く一緒なのですが、総括表はどういうわけか市区町村ごとにフォーマットも、サイズも異なります。そして、郵送で送るための封筒が入っていたりいなかったり、封筒でないけど、宛名が書かれたラベルが入っていたりしなかったりします。封筒のサイズも市区町村ごとにバラバラです。あとは、説明の紙が入っています。やることは同じなので、説明の紙をひとつひとつ読む必要などありません。説明の紙はすぐ捨てます。
給与支払報告書を作成する
内容は源泉徴収票と同じです。作成の方法を説明しだすと本が1冊できるくらいなのですが、私の会社ではシステムで計算され、出力されものが納品されるので、ミシン目を切って整えれば完了です。市区町村ごとにまとまっているので便利です。
給与支払報告書を郵送する
例えば世田谷区であれば、世田谷区に住んでいる人の給与支払報告書をまとめ、世田谷区の総括表をつけて世田谷区に送るのです。
普通徴収といって、すでに退職していて給与天引きできない人については、専用の仕切りの紙を入れるようになっていたり、そうでなかったりします。
前述の通り、とにかく市区町村ごとに総括表のフォーマットは異なりますので、記入が大変です。なぜか記入欄が小さかったりします。封筒も市区町村ごとにサイズが異なりますので、扱いづらいです。
問)総括表も封筒も、別に市区町村から来た専用のものを使わなくても良いのでは?プリントアウトすれば手書きで記入しなくても良いのでは?
答)だって、わざわざ市区町村から紙の総括表が送られてくるので使わないともったいないじゃないですか。
問)eLTAXを使えばデータで送信できるので簡単なのでは?
答)だって、わざわざ市区町村から紙の総括表が送られてくるので使わないともったいないじゃないですか。
私は給与支払報告書を送る、という作業を4社分やります。(もちろんすべて手作業)
1月末までの提出ですが、年末調整が終わり次第すぐ着手し、根性で年内に終わらせます。そのためには、各市区町村から総括表が届いたらすぐに記入できるところは記入しておきます。できることは先にやっておく、それがスピーディーに仕事を片付けるコツです。わかる?(そもそも非効率とか言わないで)
数は言いませんが全部でかなりの量なのです。一生懸命に手を動かしていると働いていることを実感するよね。