都市圏に住み続けるということ
私は北海道出身ですが、就職のために東京に引っ越し、今は横浜に住んでいます。
このまま仕事のために住んだ東京に、いつまで住むのか、死ぬまで住み続けていくのか、とある本を読んで考えさせられました。
「終わった人」という本を読みました。最近の私には珍しく、物語の本です。
内容は、定年になり社会人として「終わった人」である主人公が、まだ心も身体も充実しているのに、働かない日々を過ごさなくてはならなくなってしまいます。
老後の蓄えは十分あったのですが、いろいろなトラブルがあって多くを失ってしまい、妻とも仲が悪くなり、最後には故郷に帰るという決断をする、という物語です。
とある雑誌で、定年後の生活がリアルに感じられると紹介されていたので、興味があって図書館で借りてきました。
どんな人でも労働者である限り、定年に向かえれば社会人として「終わった人」となります。
都市圏で労働者であると、多くの人が家族の生活のため、高い生活費を捻出するために、お金を稼ぐために、都市圏に張り付いて労働し続けることになるんだろうな、と改めて思いました。なぜかって、今の私がそうですもの。
別の仕事をやりたい、自然の多い場所で生活したい、と思っても、仕事を変えることによる賃金低下のリスクにより、なかなか思い切った決断ができないのが実情です。
そもそも私は、労働すること自体が嫌になってきた感じがあるので、これはやっぱり本気で不労所得を得る方法を勉強して実行しないと、と改めて思いました。
本気で取り組めば、これから5~10年くらいでどうにか、生活費の半分でもいいから、不労所得を得て暮らせるようになっていきたい、と考えています。
勉強として、メンタリストDaiGoの有料動画会員にでもなろうかな。
けっこう良いんですよ。動画そのものより、そこで紹介された本はけっこう私にとってためになります。