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GoProみたいなデカイのじゃなくて、めっちゃ"ちっちゃい"ウェアラブルカメラが欲しい

ウェアラブルカメラ市場は今やGoPro一強に近い勢力図となってしまい、大きくてモニターを内蔵しているのが主流です。Insta360シリーズがかろうじてミニマムなものを出してはいますが、各社参入していた日本メーカーは大半がGoProに押されて撤退してしまいました。

Amazonで見ても、GoPro、Insta360、そしてGoProもどきの中華ウェアラブルくらいしか見かけなくなりました。

でも僕は、GoProみたいなデカイのじゃなくて、ミニマムサイズなウェアラブルカメラが欲しいんです。

それはなぜかというと、Nゲージで使用できるサイズのカメラが存在しないからです。

TOMIXの車載カメラセットは高価な割に画質も安定性もゴミに近く、前面展望を楽しめるモデルではありませんでした。

E233車載カメラセットが登場した当時は上海問屋から「コミカム」というおもちゃ向けウェアラブルカメラがあり、これを加工することでNゲージでも使用できたので一時期愛用してましたが、1年ちょっとで壊れてしまいました。
残念なことにコミカムは1年も経たずにドスパラの店頭から消え、後継モデルの登場もなく入手できなくなってしまいました。

ほかにNゲージで使用できるウェアラブルカメラは、ソニーのAZ1とパナソニックのA1Hくらいでした。2モデルともその時点で生産完了していたため、中古で買うしかありませんでしたので、やむなくパナのA1Hをメルカリで買ったのが2年半前のこと。

現在、AZ1もA1Hも、その2年半前と大差ない中古相場をキープしているようです。
なぜかはもうおわかりと思います。小型のウェアラブルカメラが入手できないからです。しかも良質な個体が減っているので、余計プレミア感が出ているのです。

これは、Nゲージャーにとっては死活問題です。鉄道模型の場合、コミカムもA1Hもコンテナ貨車に乗っけて前面展望を楽しむものです。今Insta360が出している構造ではレンズ位置が悪く、コンテナ貨車に乗っけて前面展望を楽しめないため、サイズ面はクリアできているのに、代替にできないのも問題です。

ウェアラブルカメラ市場全体がGoProのような大型モデルにシフトしてしまい、出回っているのはInsta360を除いて大型モデルばかり。小型化が得意だった日本メーカーが製品を出してくれない限り、この困った状況は続くのでしょうか。

このおかげで、結果としてGoPro大嫌いになった僕がいます。

日本メーカーじゃないと作れないものも絶対あるはずです。とくにミニマムなウェアラブルカメラは残念ながらGoPro社には眼中に無い部分なので、受注生産でもクラウドファンディングでも良いから、Nゲージでも使えるミニマムなウェアラブルカメラを誰か出してほしいもんです。

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