野良猫とこども達と私④
2017年12月8日
連絡なかったし、きっとダメだったんだな…。
それならこども達と約束していたようにその夜に外に放すつもりでした。しかしその日は雨が降りそうだったので、夜に放すのはんどいだろうと思いました。
もう一日、家に置いておこうか。
でも、しずくと隔離しなけばいけなかったから、お風呂場の中に段ボール作って隔離して、餌を置いてとか、湯たんぽ置いて、シート敷いたりとか環境づくりをしました。
***
そして次の日の朝。ゆうき君は急変していました。
朝、隔離したお風呂場から出して、段ボールにいれてたんですが、ずーっと動けなくなって。飼う飼わない、放す放さないの前に、弱ちゃって、動けなくなってしまいました。弱弱しくも鳴きません。
それからボクは仕事でちょっと出る事があり、
半日経って、夕方にてつなぐのお家に戻ると、
ニャンコのゆうき君は亡くなってました。
かおるこに聞くと、
心配して来てくれたこども達が、その日かっちぇてに来てくれて、ずっとそばにいてくれたそうです。そしたら、夕方すぎに固くなってしまったようでした。
そうなってしまったことで、
飼い主探したり、猫をどうしたらいいかとか考えなくてもよくはなりました。
もしかしたら、野良のままだと、もうすこし生きれたんじゃないかと思ってしまいました。ほんとうにこんな死に方でよかったのかなあと。ニャンコのゆうきくんはこれでよかったのだろうかと。どう生き切りたかったのかな。
ぼくたちがどうにかしてあげたいというエゴが、こういう結果にしてしまったのかなって。
ある女の子が、「何で野良猫っているんだろう…」って言ってました。
子どもたちと一緒に考えながら、どうしたらよかったのか、自分はどうすればよかったのかと、すごく考えて、答えがないところにずーっといるような感じでした。
つづく