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中判デジタルカメラで撮る海
PENTAX 645Dで海を撮ってきました。
今回の記事の題名はグーグル先生も勘違いするであろう。
「PENTAXって中判デジタルカメラ出してたの?」っていう若い世代のほうが多くなってきた昨今、そしてCCDセンサーのカメラを使ったことがないCMOS覇権政権が当たり前の昨今、FUJIFILMじゃなくてPENTAXの10年以上前の中判デジタルカメラです。昨今昨今。
![](https://assets.st-note.com/img/1662881365492-nKwwNrSzj6.jpg?width=1200)
RAWで弄ってみたのだが、やはり4000万画素は伊達じゃない!
というか、フルサイズ機のそれと比べるとRAWデータの単純物量作戦(1枚50MB)が功を奏し、とにかく粘る。
データ量に余裕がある分、背伸びしない程度のイメージへの誘導ができる。
あと、いわゆるCCDな写真にいわれる「カリカリ感」は確かに存在する。
![](https://assets.st-note.com/img/1662881901795-iSNHr6FwxT.jpg?width=1200)
ちなみにJPEGだとこうなります。
やはり年代物のカメラのため、オートで任せるとこんなもんか。
このカメラはプロフェッショナル用として開発され、「RAW現像ありき」といわれている。
JPEGはこちらもいわゆるCCDカラーであり、緑や赤が蛍光色になってダイソー感が醸し出される。
でもそこがまた良いのである。
![](https://assets.st-note.com/img/1662882184894-zPjabCbYcP.jpg?width=1200)
この青のグラデーションね。
湾曲入っているが、これも明るさとコントラストをちょっと弄ったくらい。
樽状の歪みが、離れ小島に重量感を持たせてくれる。
これもまた良きかな。
![](https://assets.st-note.com/img/1662882304105-rWaO1z34sC.jpg?width=1200)
銛で漁をするお父様、めちゃかっこいい。
まさに海に生きる男である。
![](https://assets.st-note.com/img/1662882423637-bUxEFOL2W7.jpg?width=1200)
須佐ホルンフェルス
真夏の強烈な光を浴び、青い海とのコントラストがたまらない。
感動である!
ちなみにこの日は35度を超える猛暑日であり、この感動は自宅で文明の利器エアコンさまの冷風を浴びながらキンキンに冷えたビールを飲みつつモニターで見た時初めて体感したのであって、現場では2,3枚撮ってすぐ引き上げたのは言うまでもない。最近日本暑すぎ。
以上、(オールド)中判デジタルカメラで撮る海でした。
中判デジタルカメラと言われつつ、センサーサイズは本家645には遠く及ばない。
でもしかし、しかしである。
何か違いを感じないか?フルサイズ機とは違う何かが?
そう、それこそ『思い込み』である。
滝川女史が「お・も・い・こ・み」と言われたように、中判デジタルカメラとは東京オリンピックなのである。
平和の祭典だとか、世界的イベントだとか言われていたが、所詮は今の現状のとおりである。
しかし、それでもオリンピックを楽しめたなら、本当にそう思えたなら良いじゃないか!と森さんも言ってくれるだろう。
要するに、中判デジタルカメラのセンサーサイズは思い込みの力を増幅させてくれることは間違いないのである。
さあ、ハッセルブラッドのいちおく画素とか出るらしいし、みんな暑さにやられて思い込もうぜ!!!
中判デジタルカメラを買おうか迷い、そしてこの記事のタイトルに騙された挙げ句ここまで読んでくださった思い込みを愛するそこのあなた!
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