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『SNS-少女たちの10日間-』

良く晴れてさわやかなGWの一日に、映画『SNS-少女たちの10日間-』を観てきました。

とても、最悪な気分になれました。

最初から最後まで噂にたがわぬ気持ち悪さで、救いもなく終わる暗澹たる映画で(映画として優れていないということではない、むしろ逆)、ため息をついて劇場を後にするしかなく、もう感想もへったくれもないのです。。

改めて思ったことは、

・これはチェコで撮っているけど、日本でも全く同じことが今この瞬間も起こっているよな、、ということ。むしろ残念ながらよくある光景かも。

SNSの場にでてきた子供(若者)に対して、年齢がだいぶ離れた人(あえて、おじさんやおじいさんと言ってしまってもいいかも、、)が怪しいアプローチをしている様子は、ちょっと探れば山のように出てくる。その中にはいきなり性器や自慰行為の写真・動画を送りつけている人たちもいるだろうと思う。ほんと残念ながらよくある光景。

・子供(映画では12歳の子供に扮した俳優さんだけど)に対してそのようなアプローチをすることは犯罪だけど、大人に対してだって当然犯罪。セクシュアルなことを仕事にしている人に対してだって、ハラスメントになるような言動や写真等の送り付けや、ボディタッチなど犯罪。

・好奇心やお金ほしさなどからSNSを利用する子供たち(被害者側)に責任がある、というのは間違い。加害者が悪い。ほんとうにこれは取り間違えられる。痴漢されるのは薄着のせいだ理論。

加害者が悪い。

ーーー以下雑記ーーー

新宿で子供時代をすごした(今も新宿ですごしているけど)ので、いろいろありました。ダイヤルQ2(古い・・)とか、、、。

子供の好奇心とか競争心とか、今の現実を変えたい・離れたいという気持ちとか、あと本当に救いを求めている叫びとか、適切なところにちゃんとたどりつけるように仕組みを作っていくことが大事かなと思います。

こちらの、Webでセックスと検索するとちゃんと性知識のサイトにたどり着けるようにしようという #SEOセックス のアクションみたいに。



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