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【人気観光列車】飯田線秘境駅号乗車記(2021/11/21)

 こんにちは、tetsudoooooです。この記事では、先月乗車した飯田線秘境駅号に関する記事をお届けしたいと思います。よろしくお願い致します。

1     豊橋駅に到着

 静岡駅を6時50分に出発し、乗り継ぎを重ねること3時間10分。豊橋駅に到着しました。

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豊橋駅の電光掲示板

 駅の電光掲示板、出発駅から歓迎ムードです。

2     豊橋駅を出発

 駅にいるjr東海の社員の皆さんやホーム上のお客さんにお見送りをしてもらいながら豊橋駅を後にしました。

豊橋運輸区から手を振っているjr東海の社員の皆様

 併設する豊橋運輸区からも社員の皆様が手を振ってくれました!大きなオレンジ色の旗は、社会人野球で使われている旗だそうです。

3     新城駅に到着

奥三河の玄関口、新城駅に到着です。

新城駅駅名標

 秘境駅号最初の停車駅ですが、秘境駅ではありません。ここでは、地域の特産品販売が行われており30分ほどの停車時間がありました。私も、かりんとう饅頭(画面左下)を購入しました。

4     宇連川


 新城駅を出発してしばらくすると、進行方向右側に宇連川が見えます。宇連川は、底が板を敷いたように見えることから板敷川とも言われています。

宇連川 通称板敷川

5     柿平駅に到着


秘境駅最初の停車駅、柿平駅に到着しました。

柿平駅


 柿平駅に到着しました。他の秘境駅とは違い、目玉が何もありませんでした。車掌さんによると、この『何もない』を楽しむことができるのがこの駅の特徴だそうです。
東栄駅の写真をInstagramに投稿したのでもしよかったらご覧下さい。


6     東栄駅に到着しました。 


東栄駅

 この駅の特徴は、なんといってもこの駅舎。東栄町の伝統的な祭りである花祭りの鬼をイメージしたそうです。373系のオレンジ帯とマッチしていました。この駅でも小規模ですが特産品販売をしていました。

7     大嵐駅に到着

大嵐駅に到着しました。

大嵐駅

 この駅も駅舎に魅力があります。東京駅をイメージして、赤煉瓦を使って駅舎を作ったそうです。この駅でも小規模ですが、特産品販売がありました。

8     小和田駅に到着小和田

小和田 秘境駅のパイオニア、小和田駅に到着です。駅名標から、秘境駅ムードが漂います。この駅は秘境駅ランキング第3位(2021/11時点)で、静岡県にあります。そう、静岡県を出発して静岡県に着きました。ちなみに、2位も静岡県にあります。(2021/11)皆さんの県にありますか?是非調べてみて下さい。

9     廃車ミゼット

廃車ミゼット

 小和田駅の駅前には、製茶工場がありました。今は、製茶工場も閉業して当時使用していたミゼットだけが朽ちて残っています。

10     中井侍駅に到着


 中井侍駅に到着しました。この駅周辺で育てられる中井侍茶は希少でとてもおいしいです。(のちほど購入できます)また、この駅はホームにそびえ立つ断崖絶壁が見所です。

11     伊那小沢駅に到着

 この駅では、公衆電話が一際目立っています。私が行った日にはこの電話を使って電話を掛けた人は居ませんでした。本当に繋がるのでしょうか。皆さん試してみてはいかが?(決済方法はテレフォンカードのみです。)

12     平岡駅に到着

 平岡駅に到着。この駅では、大規模な特産品販売を行っていました。乗務員さん達の休憩も兼ねている為、ここでは40分の長時間停車でした。

先ほどの中井侍駅で紹介した、中井侍茶を使ったラテを飲みました。おいしかったです。ラテの後ろに持っているのは、鮎の塩焼きです。こちらもおいしかったです。この他にも、色々な特産品が販売されていました。

13     為栗駅に到着

 対向列車の遅れのため、先ほどの平岡駅の発車が4分ほど遅れました。その影響で為栗駅の到着も遅れてしまいました。上の写真の、右にある橋からとても良い景色が見えるはずだったのですが、奇しくも叶いませんでした。ちなみに、この駅はしてぐりと読みます。難読駅名ですね。

14     田本駅に到着

 この駅も、ホームにそびえ立つ断崖絶壁が見所です。ホームの上から見下ろせるスポットがあり、ここは大変混雑します。写真を撮りたいと思っている方は、お早めに扉の前に行くことをおすすめします。

 田本駅を出発してすぐ2つのトンネルが連続するところが見所です。とても面白い光景ですので、写真を撮ってみてはいかがでしょうか。

15     金野駅に到着

 金野駅に到着しました。駅名標を触るとリッチになるらしいので触っておきました。

16     千代駅に到着

 金野駅の隣は千代駅です。ここの駅名標を触ると名前の通り長寿になるらしいです。この駅は、秘境駅号の秘境駅最後の停車駅です。

17     天竜峡駅に到着

 ここでは、乗務員交代と乗客の降車のみが行われました。天竜峡までのツアーが多いのか、天竜峡駅で一気に乗客が減りました。また、ここまで御世話になった乗務員さんとお別れです。手を振って下さいました。

18     飯田駅に到着

 豊橋駅から5時間と40分、終点の飯田駅に到着しました。天竜峡駅からの車内は、旅の終わり寂しさが漂っていました。大概の乗客が、到着30分後に出る特急伊那路4号に乗って帰ります。通常は3両編成の内1両が指定席ですが、秘境駅号が運転される日は3両中2両が指定席となります。この日ばかりは、自由席は大変混雑し、指定席も発売後すぐに売り切れるので注意しましょう。

19     終わりに

 いかがでしたか。この観光列車は、運行開始からJR東海さんが力を注ぎ続けている観光列車です。通常の車両(373系)を使用していますが、そんなことを忘れさせる位充実した旅でした。
 飯田線秘境駅号は、最近知名度も上がり人気が出つつあります。全席指定席ですので、切符を取る際は発売開始(1ヶ月前の10時)と同時に購入することをおすすめします。(発売開始前に旅行会社が全席確保している場合もあります)
 飯田線秘境駅号は毎年春と秋に数日間渡って運行されます。機会があったら皆さんも乗ってみてはいかがでしょうか。
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