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【鉄道旅記録】中央本線・勝沼ぶどう郷駅の機関車と「大日影トンネル遊歩道」

勝沼ぶどう郷駅は中央本線(中央東線)の駅です。

車窓から駅前で保存されている青い電気機関車が見えるので、列車で通る度に気になっていました。

そこで勝沼ぶどう郷駅について調べてみると、スイッチバック駅だった時代のホームも残されていたり、使われなくなったトンネルが「大日影トンネル遊歩道」として整備されているとのこと。

・・・

去年は旧信越本線の「アプトの道」の古いトンネルを歩いてきました。

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ということで今回は、2025年最初の鉄道旅として勝沼ぶどう郷駅を訪問し、「大日影トンネル遊歩道」を歩いてきた記録をご紹介したいと思います。



使用切符

今シーズン2枚目の「青春18きっぷ」を利用。


旅の記録

高尾駅

高尾駅に到着すると2本の211系が並んで停車していた。
手前が先発の河口湖駅行き、奥が次発の甲府駅行き。
発車間際の河口湖駅行きはボックスシート車で結構混みあっていた。

跨線橋を渡って乗車する甲府駅行きを見ると・・・ロングシート車だった。

甲府駅行き普通列車は定刻で高尾駅を発車。
河口湖駅行きほど乗客はいない。

河口湖駅行きも甲府駅行きも登山の恰好をした人たちが多かった。
「奇跡の9連休」と呼ばれた年末年始の最終日だからだろうか。


勝沼ぶどう郷駅

登山に向かうと思われる人たちは大月駅までに下車していった。

ガラガラとなった甲府駅行きは定刻で勝沼ぶどう郷駅に到着。

ホームは1面2線の島式。
カーブ上にあるせいか上り側と下り側とで段差がある。

いつも列車内から見ていた電気機関車が下に見える。

ホームから階段を下り、改札口を抜けて駅舎を出る。

待合室や観光案内所もある駅舎の前で数台のタクシーが客待ちしていたが、下車したのは私だけなので、運転手さんたちは暇そうにしていた。

勝沼ぶどう郷駅は眺めの良い崖上にある。
晴れているので南アルプスまで見ることができた。


EF64形電気機関車

勝沼ぶどう郷駅の駅舎を出て左に進むと青い電気機関車が見えた。

この「EF64 18」は2006年11月に設置されたとのこと。
屋根の無い所に置かれているが綺麗な状態で、大切にされているとわかる。


大日影トンネル遊歩道

EF64が置かれている所の奥にある階段を登っていくと、単線のトンネルが3つ並んでいるのが見えてきた。
柵の向こう側の2つが現役の新大日影トンネル・新大日影第2トンネルで、手前が旧線の大日影トンネル。

正面に「大日影トンネル遊歩道」の立派なプレートが掲げられている。

トンネルの手前には説明パネルがいくつも設置されていた。

全長は約1.4kmあるとのこと。

トンネルの中へと入っていく。

トンネル側壁にある待避所だった所には、休憩用ベンチや説明パネルが設置されていた。

レールは現役だった当時使用していたものがそのまま残されているらしい。

写真を撮りながら歩くこと20分強でトンネルを抜け出た。

トンネルを出てすぐの所に橋が架かっていた。


勝沼トンネルワインカーヴ

「大日影トンネル遊歩道」を出て、橋を渡った正面に「勝沼トンネルワインカーヴ」があった。

ここは旧深沢トンネルを利用したワインの貯蔵庫らしい。

見学できるようなので入ってみる。

20mほど入った所で「立入禁止」となっていた。

奥で作業されている人がいる。
両側に並ぶ黒い箱がワインが入っている貯蔵ラックなのだろう。


旧勝沼駅ホーム跡

勝沼ぶどう郷駅の駅舎を出て右に進んだ所(EF64がある所と反対側)に「甚六桜公園」があった。

ここはスイッチバック駅時代に使われていたホームの跡とのこと。

現在のホームの高さと比べると下にあるのがわかる。


甲府駅

勝沼ぶどう郷駅から普通列車に乗って甲府駅に到着。

この211系もロングシート車だった・・・残念。


乗車記録のメモ


勝沼ぶどう郷駅にある「大日影トンネル遊歩道」を歩いてきた記録でした。
各所に説明パネルがあって甲州市さんが尽力されているのがわかりました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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