見出し画像

【鉄道旅記録】肥薩線&吉都線(嘉例川-吉松-都城)

肥薩線八代駅から人吉駅・吉松駅を経由して隼人駅までを結ぶ路線です。
また吉都線吉松駅から都城駅までを結ぶ路線です。

肥薩線は現在、吉松~隼人の区間は運行されていますが、八代~吉松の区間が2020年7月の豪雨で甚大な被害を受けて不通となったままです。

このうち八代~人吉の区間は鉄道で復旧を目指す方針が示されています。

以前に肥薩線を全線乗車した2008年2月の記録をご紹介しましたが、いつの日にか全線とも復旧してほしいです。

・・・

さて2024年12月15日、肥薩線の嘉例川駅までやって来ました。

今回は、嘉例川駅から肥薩線に乗って、吉松駅で吉都線に乗り換えて都城駅まで乗車した記録をご紹介したいと思います。
さらに、都城駅から日豊本線・鹿児島本線で鹿児島中央駅・川内駅まで行きましたので、そちらもご紹介します。



使用切符

2024年冬季分から大幅なルール変更が行われた「青春18きっぷ」を利用。


旅の記録

嘉例川駅

年の瀬ということで駅舎の前に門松が立てられている。

無人駅だが地元の人たちによって駅舎もホームも綺麗に保たれている。

かつて走っていた「はやとの風」は嘉例川駅で5分ほど停車してくれた。

2015年1月26日

吉松駅行きの普通列車がやって来た。
キハ140の単行である。

駅舎に旅行者らしき人もいたが乗車したのは私のみ。
車内に入ると乗客が3名ほどいた。


吉松駅

山の中を走る列車は乗客が増減することもなく吉松駅に到着。

ここに来るのは「いさぶろう」から「はやとの風」に乗り換えた時以来。

2015年1月26日
2015年1月26日

今では普通列車しか走っていないし、人吉駅への線路も不通となったまま。
そんなこともあってか、吉松駅は無人駅になってしまっていた。

駅舎を出ても人の気配がない。

次の吉都線の列車まで時間がいっぱいあるので駅の周辺を散策。

駅前広場にはC55形蒸気機関車が静態保存されている。

昔の吉松駅には広い構内と栄えた町並みがあったようだ。

さらに鉄道資料館も設けられていて、鉄道の町だったとわかる。

駅に戻ったらホームにタラコ色のキハ40が停車している!

吉都線で乗るのはこれなのか!と期待してよく見ると「団体」の表示。

都城駅行きはさっき嘉例川駅から乗ってきた車両と同じだった(残念)。

そして吉都線の普通列車はタラコを残して吉松駅を発車。

肥薩線の人吉方面の線路が分岐していくがレールは錆びてしまっている。

吉都線は山地に挟まれた盆地を進んでいく。

2008年以来16年ぶりに乗車したが沿線の風景は変わっていない。


都城駅

乗客が増えて線路際に建物が見えてくるようになったら都城駅に到着。

駅前に立っている木々が南国っぽい雰囲気を出している(寒いけど)。

次に乗車する鹿児島本線の鹿児島中央駅行きの普通列車は817系

革張りの転換クロスシートである。

都城駅を発車して45分ほどで、日が暮れていく車窓に桜島が見えてきた。

さらに海や桜島も近づいてきたが、もう17時半近くになりよく見えない。


鹿児島中央駅

すっかり日が沈んだ鹿児島中央駅に到着。

宿泊する川内駅前のホテルへと引き続き鹿児島本線で向かう予定だったが、3日前に川内駅構内で貨物列車が脱線して鹿児島本線では行けない状況。

新幹線の改札口で駅員さんに聞いたら「川内駅までならどうぞ」とのこと。
青春18きっぷで普段は絶対乗れない新幹線に乗れちゃうのはラッキー?


川内駅

川内駅到着直前の車窓には暗闇の中にライトで照らされるEF81が!

新幹線ホームの端からも傾いてしまっているEF81が見える。

九州新幹線のおかげで川内駅に無事到着。


乗車記録のメモ


嘉例川駅から肥薩線・吉都線経由で、ぐるっと回って乗車した記録でした。
鹿児島空港→川内の直行バスではなく、鉄キチらしい移動経路ですね(笑)。

最後までお読みいただきありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集