リカバリーのためには高GI食品?低GI食品?
リカバリーのための糖質摂取
リカバリーのためには糖質(グリコーゲン)の摂取が重要であります。糖質の摂取にて筋肉の分解が抑制されるだけではなく、インスリンの分泌によりタンパク質の合成が促進されます。その糖質には高GI食品と低GI食品の2種類があります。
GI値とは
GI(グリセミック・インデックス)とは、食品毎の血糖値の上昇度合いを間接的に表現する数値です。一般的に高GI食品は急激に血糖値を上げ、低GI食品は血糖をゆっくりあげます。低GI食品の代表はパスタやそば、いちごやりんごなどの果物です。反対に高GI食品の代表は米、パン、人参やジャガイモなどです。
高GI食品と低GI食品でグリコーゲンの回復に差がでるのか?
Burkeらは自転車選手を対象に高強度の運動を2時間実施させ、その後高GI糖質と低GI糖質のうち、太もも(外側広筋)のグリコーゲンの回復に差があるのかを調査しました。結果は、摂取後24時間後に高GI糖質摂取のほうが、グリコーゲンの回復が進むことが明らかになりました。
つまり、運動後の筋肉の回復には糖質の摂取が重要ですが、そのうち高GI食品を選択して摂取することがより効率が良いということになります。
まとめ
●リカバリーには糖質摂取が重要
●特に高GI食品を選択するべきである
●試合後、翌日もパフォーマンスを控えているケース等は積極的に高GI食品を選択する
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