恩師の言葉②
こんにちは、茂呂です。
高校の野球部時代は、僕の中では本当に思い出深い期間でした。
1年生の時、新入部員が50人を超え、3学年合わせて100人以上。
そこから篩にかかり、3年生の時に残った部員は、25人。
半分が練習に耐えれなくて辞めていきました。
残った同級生25人の絆は本当に強いものでした。
そんな高校時代を共に過ごした仲間達が最も恐れていたのは、そうです。監督さんです。
そんな監督さんから、僕たちの3年の夏が終わり、引退した直後に呼び出され、僕たちに向けて伝えてもらった言葉があります。
「君たちはこれから進学する者、就職する者、色々あると思う。
社会に出る君たちへ、これだけは覚えておいて欲しいことがある。
生涯で人と会う人数はだいたい決まっている。
約3万人だ。
これは何も行動を起こさない人の数だ。
君たちにはたくさんの人と出会って欲しい。
そして、たくさん人と出会えるのが、本だ。
本を読みなさい。
本は描いたその人に出会えることだけではなく、その人の経験値を借りれる。
野球が全てではない。
人にたくさん触れて視野を広げなさい。」
僕は正直、当時は何も思っていませんでしたが、今になってみると、とても大切な事を言ってくれたんだなと、振り返って感じました。