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術後8日目

傷の痛みが強く感じて
夜中に痛み止めをもらった。

今日は夜に抜糸をするとのこと。
いやだー。
いつかやらねばならないものだと分かっていたが
単純に痛そうで怖かった。

1週間点滴つけっぱなしの左手が痛むようになり
あまりにも流下閉塞を起こすので
一度固定し直そうとテープを剥がした。
正直このままつけておくのはとても嫌だ。
痛いんですぅ、、
と地味に抵抗していたら
手が浮腫んでいるかな、と。
続行不可判定。
いったん点滴をやめて先生の指示を仰ぐとのことだったが
利尿剤としての効果は薄れるけど内服にしようと言ってもらえた。
点滴が毎日どんどん減って利尿剤しか投与していなかったのが幸いだった。
モニターもポケットサイズに変えてもらい
これで私に繋がる管は酸素だけとなった。
身軽になったということで
院内歩行の許可も出て
トイレも自分で量れば良いということになった。
やっと歩ける。
やっと好きにベッドから降りられる。

そして夜。抜糸。
糸をブチンブチンと切っていって
たまに皮膚が切れる痛みがある。
ペースメーカーは右側のリードを抜くのに
ぐぐぐ、という重い痛みと不快感があったのに
左側はそうでもなかった。
あ、抜けた、というレベルである。
正中線にそってずりずりと硬いワイヤーが引きずられて
顔の方にぐいっと抜けた。
怖かったぁ。
でももうこれ以降の不快はない。
最高。
その後ハイのまま調子に乗って夜ご飯のトンカツを少し食べたら腹痛に見舞われてしまった。笑
私まだ食べれないんだった笑

先生が、点滴が内服に切り替わったので、検査の頻度の高さ以外に入院している理由がないと言っていた。
あれ?爆速退院?
熱が下がらないのは問題にならないようだ。
抜糸が済んで禁止事項もなくなったし
走れるしお風呂にも入れる。
(走れる、、??)
先生は、きっといつか楽になったことがわかるようになると言っていたが
正直不整脈さえ改善されていればいい。
本当にそれだけを願っていたので。
結局他は体力と筋力を戻さないとわからないので
退院したらリハビリを頑張らなければ。

そういえば、
安静時50くらいしかなくて
ひどい時は40、もっとひどい時は30台の数字も見ることがあった脈拍は
術後70-80くらいで安定するようになっていた。
デフォが遅いタイプの人間なんだと思っていたが
やっぱり病気のせいだったのかしら。

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ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

そら

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