こういう時、慌てたほうが負けなのよね
40代のナイスなミドルの殿方はご存知の方も多いかもしれません。
かの名作『機動戦士ガンダム』で、いいところを見せようと独断専行で射撃を始めてしまう「スレッガー・ロウ」に対して、ガンキャノンパイロット「カイ・シデン」が、自戒を込めて発したセリフですね。
僕もどちらかというと石橋を叩いて渡るタイプなので、カイさんの気持ち、とてもよくわかります。
公開前のチェックってどれくらいやってる?
皆さんは、記事を公開するときってどれくらいチェックしてますか?
「書けた!」ですぐに公開していませんか?
ちゃんとした(って、定義が曖昧ですが)メディアなどでは、当然ながら校正・校閲など、何重ものチェック体制が敷かれていると思うんですが、個人レベルでやってるnoteやブログだとそこまで厳密にはチェックしていないのではないかと思います。
かく言う僕もたいして細かくチェックしているわけではないですが、基本的には以下の流れを踏んでいます。
・テキストエディタで書いた原稿を繰り返し読む →修正
・noteに投入してからブラウザ上で繰り返し読む →修正
・一旦寝かせてみる(最低でもひと晩以上) ←ココ重要
・公開前にもう一度ブラウザ上で読み直してみる →修正
・問題なければ(出してもいいやと思えたら)公開する!
書き上げた直後っていうのはどうしても気持ちが高まっているので、良し悪しの冷静な判断ができないんじゃないかと思います。
ですので、気持ちを一度クールダウンさせるために「寝かせてみる」ということを実践しています。本当は、印刷して文字校正くらいできるともっといいんですけどね。
SNSで「シェア」する際にも通じる心構え
これはホントに自戒を込めて……って話なんですけど。
SNSで面白い投稿や、興味のある投稿をみると、ついつい脊髄反射的にシェアやリツイートしちゃうことってありますよね。
だけどその情報がもし「デマ」だったとしたら。自分のシェアがきっかけで「拡散」してしまったら──
「いやいや、自分の拡散力だったらそんなに気にする必要ないでしょ」
そう思う人もいると思いますが、拡散とはシェアの連鎖です。自分の次の連鎖がたまたま拡散力の高い人だったとしたら……もう止められないですよね。
だけど、情報の真偽なんて素人には判断できません。
だから、少なくとも「これが拡散されることで迷惑する人はいないか?」ということに思いを巡らせる余裕は常に持ち合わせていたいですよね。
さいごに
冒頭のセリフの紹介を読んで、
──おや? そうだっけ?
そう感じたあなたは正真正銘のガンダムマニアですね!
このセリフ、『劇場版めぐりあい宇宙編』では確かにカイさんが喋っているのですが、実はTV放映版の第32話『強行突破作戦』では、なんとハヤト・コバヤシが喋っているんですね!
セリフの語り口がカイさんっぽいこともあって、劇場版の事実のほうが有名になってしまっているようなのですが、劇場版に再編集される際にキャスティングが変更されているということを深読みすれば、TV放映版も台本の設定ミスかなにかで、もともとカイさんのセリフだったのかもしれませんね(╹╹)