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こどもと季節の手仕事。梅仕事。

季節を感じる瞬間って、どんなときですか?
子どもと過ごしていると、季節の変化を感じることが多い気がします。

うちの子で言えば、起床が速くなってきたことで日の出時間の変化がわかります。
冬場は6時過ぎまで寝てくれることも増えますが、夏至付近は4時過ぎに起きだすことも多く、近頃は5時です。

健康的ですが、早すぎです…

そんなサマータイム以外にも、「あの花が咲いたね」「あの実が食べごろだね」と、散歩中にも季節を感じます。

食いしん坊の息子は、近所の木の実はみんなおやつです。
桑。枇杷。紅葉いちご。
ご近所さんに分けていただく、ジューンベリー、ブルーベリー、すもも。

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そして、梅の実まで。

生では毒があって食べられないというイメージの梅ですが、完熟したものはとてもいい香り。
きっとおいしいに違いない!と、息子はせっせと拾います。
「そのままはたべられないよ。おうちに持って帰ってお鍋でことことして美味しくしようね。」と伝え、何とか食べるのは我慢させ、家に持ち帰ります。

仕方がないので私は、かなり砂糖控えめのジャムをつくり、梅シロップをつくり、梅干しをつけます。

まだまだ砂糖はあまり積極的にはあげたくない・・・という大人の理由のため、ジャムはすぐに食べきらなくてはですが、砂糖控えめで。梅シロップもかなり薄めて飲んでいただきます。

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もともと季節の手仕事は好きなのですが、梅拾いのはじまった昨年。
2歳の息子は、まだなかなか話が通じません。。。我慢が難しい!
今食べたい!もっと食べたい!をしずめながら作業をするのは、大変な労力でした。

でもそのかいあって、2年目の今年は多くのことを息子がわかってくれていました。
庭の梅をとるよ!と声をかけると、収穫も手伝ってくれました。

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梅雨が明けて梅干しを干しだすと、ひっくり返す作業も一緒に真似をしていました。

朝起きると「梅さんおはよーおいしくなった?」と声をかけ、さっそく1個つまみ食い。
普段は、「梅干しは酸っぱいからいらなーい。」と言うこともありますが、出来立ては違うのでしょうか?

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季節の手仕事を日常として知ってくれていることを、とてもうれしく思っています。

庭からただよってくる梅干しの香り。
息子にとって、季節を感じる香りになっているのでしょうか?

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