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burningrabbit
紡いできたもの
保育教諭として10年
がむしゃらに子どもたちと保護者の方と
向き合ってきた。
そんな私は子どもが好きだった訳でもなく
ピアノが出来る訳でもなかった。
なんなら-ピアノ=女子力のある子-の
勝手なイメージにより避けていたが
気がついたら
「子どもの療育に携わりたい」
それが目標だった。
進路を決める時
大学へ行く気はなく
障がいのある方がいる場所で働こうと思った。
前代未聞の珍回答をしたもんだから
進路指導の先生は、かなり試行錯誤してくれた。
将来の目標を叶えるためにも
現状的にも、資格を取る事が必要と助言をくれ
保育補助として園で働きながら
通信制の短大で学んだ。
が、しかし保育補助と言えど
担任、残業、保育週案等
普通に働いていた。
普通に夜遅くまで仕事をしながら
勉強をする…。
気合いだけではやりきれないくらい
ハードで、あそびたい盛りの歳だったが
あそぶ時間なんてどこにもなかった。
勉強をしながら
保育士になりたい訳じゃないのに
なんでこんなに
しんどい思いをしないといけないのか。と
何度も思ったが、なんとか最後までやりきった。
後になって痛感する…
あの時の自分、踏ん張ってくれてサンキューな!
その後
実習でお世話になった園から
声をかけていただき結婚するまで働いた。
その園が保育において
人生において衝撃的だった。
その話はまた今度…
結局、なる気もなかった保育教諭を
10年続けたが、幾度となく
「やっぱり療育に携わりたいんだよな…」
と言う思いが消えなかった。
本当にやりたい事だったのだろう。
いつかは…。
そんな後味の悪さを残しつつ母になり
これまた衝撃的な出会いがあった
「ままこや」という場所に。
これまでの全てが詰まっていた…
また次回