今日も誰かが誰かを支えてる。ラストマイルを観て思ったこと。
この間、ラストマイルを観に行ってきました。(2回目)
考察とか難しいことは書けないので、思ったことを素直に書いていこうと思います。(※ネタバレあり※)
とにかくみんなめちゃくちゃかっこいい!
役者さんたちの演技がもの凄くかっこよくって、見入ってしまいました。特に阿部サダヲさん!!
現場で上から色々ものを言われて、不平不満を抱きながらも仕事をこなす姿はかっこよかったな。
電話の相手が社長だと気づかずに色々と暴言吐いちゃうシーンはめちゃくちゃ面白かった!笑
まさにエンターテイナーって感じ!
仕事に誇りを持っている人はかっこいい
佐野親子が配達先の家に届いてしまった爆弾の爆発をなんとか防ごうと現場に走り、無事に親子の命を救ったのですが、その行動力と勇気が本当にかっこよくて素敵でした。
爆発寸前の配達物を洗濯機の中に入れて被害を最小限に抑えたんです。(爆弾は衝撃を与えると爆発する仕組み)しかもその洗濯機は以前、佐野亘が勤めていた会社の製品。
「いい製品使ってますね」と亘は母親に言った。
この言葉、自分の会社の製品に自信と誇りが無かったら絶対言えないと思う。
この製品はすごくいいものだって自信があったからこそ、爆弾を洗濯機に入れることができたんだと思う。
「耐熱性に優れている」冒頭のシーンでそう言ってたもんね。あれが伏線だったとは。
私たちの当たり前の日常は誰かが裏で頑張ってくれているから。
この映画を観て、そう思いました。
配達員の方が荷物を届けてくれるのを、どこか当たり前のように感じてしまっていたと思います。
もちろん、ピンポン来たら「ありがとうございます」はちゃんと言うけど、感謝の気持ちもちゃんと伴っていたかというと微妙なところ。
配達員の方が居てくれるからこそ、日々の生活が快適に過ごせて、普段あまり会いに行けない家族にもプレゼントを送れて、ご飯を作ったり買い物しに行くのが面倒で家から出たくない時は、Uber Eatsを頼めば苦労せずとも美味しいご飯が食べられる。(ちょっと高いから月に数回だけね)
当たり前を、当たり前と思ってはいけない。
そう思った。
今日も頑張っている人たちがそこにいる。
いつもありがとうございます。
そしてきっと、こんな私でも今日も誰かの助けになれてたんじゃないかなぁって。
命を救う、なんて大層なことじゃなくても。
「ありがとう」その一言があっただけでも。
私はきっとこの社会の歯車の一部にきっとなり得てる。
なんてね。