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フルリモート夫婦の光熱費節約術:電気ケトル vs ガス火どっちがお得?

こんにちは、フルリモート勤務の私とフリーランスの妻で2人ぐらしをしているグリモーです。家にいる時間が長い私たちにとって、近頃のエネルギー料金の高騰は非常に厳しい現実です。特に、私たちはコーヒーやお茶をよく飲むため、頻繁にお湯を沸かしています。

なので今回は、日々の光熱費節約をテーマに、電気ケトルとガス火でお湯を沸かす場合のコストについて徹底的に調べてみました。


家にいる時間が長いからこその光熱費問題

フルリモート勤務やフリーランスの仕事をしていると、どうしても家にいる時間が長くなります。その結果、エアコンや照明、パソコンなどの電気代が増えるのは避けられません…。特に、私たちのようにコーヒーやお茶を頻繁に飲む習慣があると、電気ケトルやガスコンロを使う機会も増え、光熱費の負担がさらに大きくなります。

エネルギー料金の高騰がつらすぎる現実

ここ数年、エネルギー料金の高騰が続いています。特に、電気代やガス代が大幅に上昇しており、家計への影響はマジで深刻です。リモートワークの普及に伴い、在宅時間が長い家庭にとっては、光熱費の節約が重要な課題となっています。

それぞれのメリットとデメリット

さて、私たちが頻繁に利用するお湯の沸かし方について考えてみましょう。主な手段としては、電気ケトルとガスコンロがあります。それぞれの利点と欠点を比較し、どちらが経済的かを検討してみました。

電気ケトルのメリットとデメリット

◯メリット
・短時間でお湯が沸く。
・使い勝手が良く、操作が簡単。
・過熱防止機能がついているため、安全性が高い。

✕ デメリット
・電気料金がかかる。
・一度に大量のお湯を沸かすのには不向き。

ガスコンロのメリットとデメリット

◯メリット
・ガス代が比較的安価な場合が多い。
・一度に大量のお湯を沸かすことができる。
・鍋ややかんの選択肢が広い。

✕ デメリット
・電気ケトルに比べて時間がかかる。
・火を使うため、注意が必要。
・ガス漏れのリスクがある。

どちらが安いのか?実際に計算してみた!


どっちが安いんだい?

電気ケトルとガス火でお湯を沸かすコストを比較するために、具体的な数値を用いて計算してみました。ここでは、1リットルのお湯を沸かす場合と、1日2リットル、1ヶ月(30日間)ではどれくらいのコストになるかを考えてみます。また、東京電力の電気料金を使用しています。

前提条件
・水の比熱:4.18 J/g·°C
・水の初期温度:20°C
・沸点:100°C
・1リットルの水:1000g

電気ケトルの場合(東京電力)

以下の計算から、1リットルのお湯を沸かすコストは2.78円となりました。

・電気ケトルの消費電力:1500W
・電気料金(東京電力):27円/kWh
・電気ケトルの効率:約90%

1. 必要なエネルギー: Q=1000g×4.18J/g°C×(100−20)°C=334,400JQ = 1000 \text{g} \times 4.18 \text{J/g°C} \times (100 - 20) \text{°C} = 334,400 \text{J}Q=1000g×4.18J/g°C×(100−20)°C=334,400J

2. 消費電力に変換: 334,400J÷3,600(J/kWh)=0.093kWh334,400 \text{J} \div 3,600 \text{(J/kWh)} = 0.093 \text{kWh}334,400J÷3,600(J/kWh)=0.093kWh

3. 電気ケトルの効率を考慮: 0.093kWh÷0.9=0.103kWh0.093 \text{kWh} \div 0.9 = 0.103 \text{kWh}0.093kWh÷0.9=0.103kWh
コスト計算: 0.103kWh×27円/kWh=2.78円0.103 \text{kWh} \times 27 \text{円/kWh} = 2.78 \text{円}0.103kWh×27円/kWh=2.78円
1リットルのお湯を沸かすコストは2.78円です。

ガスコンロの場合

以下の計算から、1リットルのお湯を沸かすコストは2.13円となりました。

・ガスの熱量:44 MJ/m³
・ガス料金:140円/m³
・ガスコンロの効率:約50%

1. 必要なエネルギー: Q=334,400JQ = 334,400 \text{J}Q=334,400J

2. ガス消費量に変換: 334,400J÷(44×106J/m³)=0.0076m³334,400 \text{J} \div (44 \times 10^6 \text{J/m³}) = 0.0076 \text{m³}334,400J÷(44×106J/m³)=0.0076m³

3. ガスコンロの効率を考慮: 0.0076m³÷0.5=0.0152m³0.0076 \text{m³} \div 0.5 = 0.0152 \text{m³}0.0076m³÷0.5=0.0152m³

4. コスト計算: 0.0152m³×140円/m³=2.13円0.0152 \text{m³} \times 140 \text{円/m³} = 2.13 \text{円}0.0152m³×140円/m³=2.13円

じゃあ、1ヶ月あたりのコストは?


ガス火で沸かすヤカンの勝ち。

計算結果からわかるように、1リットルのお湯を沸かす場合、ガスコンロの方が電気ケトルよりも若干安価です。さらに、1日2リットル、1ヶ月(30日間)で比較すると以下のようになります:

1リットルあたりのコスト
・電気ケトル:2.78円
・ガスコンロ:2.13円

1日2リットルの場合のコスト
・電気ケトル:5.56円
・ガスコンロ:4.26円

1ヶ月(30日間)のコスト
・電気ケトル:166.8円
・ガスコンロ:127.8円

まとめ

えーと…  正直、どちらの方法でもあまり大きな違いはありません。むしろ、思っていたよりもお湯を沸かすのにかかるお金はそれほど多くないことが分かりました。

コスト差がわずかなので、自分たちの生活スタイルに合っている方を選んで良いのではないでしょうか。節電だといって新たにヤカンを購入する方が、よっぽどコストが掛かりそう…。自分たちの使いやすさを優先して、光熱費を上手に節約しながら快適な生活を送りましょうってことですね!

おわり。

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