言葉を考える 中国語の同音異義語
中国語の学習も5ヶ月目に入り、途中8月5日の日本株大暴落があったりして、なんとなく集中力が途切れていますが、Youtubeで中国語の歌を聴き、発音を真似たり、意味を理解したりするのは続けています。
で、今日は大発見!
中国語は日本語よりも複雑な発音体系があり、子音だけで21個、母音に至っては38種類の母音を厳密に区別する言語で、その上、各漢字には固有の声調四つと、声調がないケースがあるので、単純計算で21✖️38✖️4=3192種類の音を使える事になり(もちろん、この組み合わせは実在しないと言うケースもある)、異なる漢字が同じ発音で被る同音異義語に関しては「同音異義語は無いと思え!」
って事でこの長い一人旅が始まったのですが、案外身近なところで同音異義語を発見!
完全な独習なので、この様な同音異義語を発見した喜びを分かち会うのは、言葉が解らない犬のきなこだけだから、この場を借りて喜びの発見を共有しちゃう。
それは、「終」と「中」。
両方とも拼音で書くと(zhōng)で、声調記号も第一声で同じ!
日本のKiroroの歌『未来へ』を、施人誠と言う作詞家が、オリジナルとは異なる内容の歌詞をつけて、台湾の劉若英という歌手が歌い、中国大陸でも爆発的ヒットをした『后来』と言う歌の歌詞だ。
歌詞を見ていても日本人なら「終」と「中」は音を経由せずに意味が浮かんでしまう語なので、なかなか気づきにくい。そして、Youtubeで歌を聴いているときには漢字を思い浮かべずに歌詞を聞いてしまうのでやはり気づきにくい。
誰から教えられるわけでもなく、些細なことを自分で発見して自分で拍手する。
これも完全独習の楽しさの一つかもしれないですね。
皆さんは、同音異義語をいくつぐらい発見しましたか?
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