職場の人間関係とコミュニケーションにおける課題について
※医学的な根拠はありません。
仕事をはじめると様々な人に出会う。いわゆるパーソナリティ障害と思われる人とも出会うわけですが、20年前であればそれでも一対一の人間関係を維持しなければと感じていたが今はそうではない気がする。また学生と社会人でもかなりの違いがあるが、コミュニケーションの崩壊はその多くが境界があいまいになり起こる他者と自己の尊重の欠落な気がする。
真面目で優しい人ほど相手がどんな態度でも変わらないと前の記事で書いたが職場とプライベートではまた違う形のコミュニケーションを取る必要がある。優しさが時に相手を暴走させる時も‥。よく時代が変わったという人もいるが人のコミュニケーション能力や共感力(思いやり)が低下しているのではないだろうか。その能力の低下を考慮せずハラスメントで処理しようとするのさいささか乱暴にも感じる。
①新人教育における依存関係
OJTはどの企業でも取り入れているものだが、今の職場においては一対一での教育ではフォローしきれない。第三者として見た際に教える側、教えられる側がお互いに依存しやすい傾向が見られる。教える側も若手社員が担うケースも多く教えられる側と年齢も近い。はじめての部下への執着もOJT上で起こっているのがよく見かけられる。いじめに発展する場合もあるし、支配的になる場合もある。仕事で依存関係は必要ない。新人教育のあり方はチームみんなでサポートしていかなければならない。(そういう企業も沢山あると思うが)一対一の閉鎖的な関係ではなくチームで対応し複数の目線で見ていかなければならない。一対一の依存関係からは何も生まれない。余計なストレスは必要がない。
②軋轢が起こった際のサポート体制
ある特定の人により人間関係に軋轢が生まれる場合がある。このサポートをどうするかはブラックボックスのようだ。治療やカウンセリングを受ければ当人にとって生きやすくなるだろう。白黒思考や見捨てられ不安、虚偽の申告など。理想化と無価値化。何が正しいのか不明なまま表面だけ見て問題を処理しようとする傾向がある。こういったことに対処するにはマネジメントする立場の人間は心理学や精神医学の知識は必要だろう。なぜか話せば分かるというようなマネジメントをする人も見受けられるがそんな単純な考えでマネージャー職にはついてはいけない。
職場における課題
①職場人間関係で依存関係を起こさない
②人に執着しない
③サポートすることをブラックボックス化してはいけない
④マネジメントの在り方