幼き頃の思い出にほっこりした休日 #day5
梅雨真っ只中の休日。特にあてもなく、ドライブをしていました。
5年ぶりに福岡に戻ってきた我が家。車を走らせてるうちに、「あれ?この道、通ったことあるよね?」という話になりまして。
見知らぬ道だったはずが一転、懐かしい景色に変わっていきます。そのままどんどん突き進むうちに、県境を越えて、お隣の佐賀県へ。峠道をクネクネ。
「それ、なんとなく覚えてるわー」と、夫婦の会話に長女も混ざってきました。当時はまだ小学校低学年だったと思うけど、ぼんやりと覚えているらしい。
そうだった。あの頃、子どもたちがみんな幼かったから、手の届くところには飾ってあげられなかったんよなぁ。特に末っ子は産まれたばかりだったから。
そのうち、長女も次女も興味が薄れてしまって、引っ越しを機に処分してしまったんだっけ。我が家は転勤が多いので、定期的に大胆な断捨離をするんだけど、やっぱり置いておけばよかったかなぁ。
わたしは子どもたちの“作品”を容赦なく処分できるタイプ。今までもバンバン捨ててきたけど、10年近く経って、こんなに懐かしく思い出すときが来るなんて。それだけ歳を重ねたってことなのかなぁ。子育てに必死だった時期を通り過ぎ、今になってそういうものを愛おしく思える心の余白が生まれたのか。それとも、単に人として丸くなっただけなのか(笑)
山道を走っていると、向かって左手に見覚えのある看板が。かつて遊びに来たことがある牧場の正体は、『三瀬ルベール牧場 どんぐり村』でした。
この日は天候の都合か?閉園しており、中に入ることはできませんでした。だけど、仮に入園できていたとしても。
あれから数年経ち、動物とのふれあいに喜び、そり遊びに夢中になれる年齢は過ぎ去ってしまった。ここでも時の流れを感じずにはいられないのでした。
あまりにも懐かしくて、家に帰ってから、昔の写真フォルダを掘り起こしてみました。
子どもが小さい頃の写真って、どれだけ心がささくれてても、穏やかな気持ちにしてくれるね。
久しぶりに昔の写真を見返して、ほっこりしながら終わった休日でした。
ではでは、また明日。