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やりたいこと探しは「行動力」と「勇気」と「好奇心」

前回のnoteでは、「全国年明けうどん大会2023 in さぬき」で働いた話をしました。

このとき、約半月ぶりの接客のお仕事(飲食系)だったんですよ。前の職場を辞めて以来。これがめちゃくちゃ楽しくてねー。

朝から夕方までの立ち仕事はそれなりにしんどかったけど、終わったあとは心地よい疲れに包まれました。なんだかとても気持ちよかった。


と言いつつも。
私、内心では自分のことを「接客に向いていない」と思っています。なぜかというと、突発的なできごとへの対応力がないから。

接客業って、お客様次第じゃないですか。いつ何時忙しくなるかもわからない。急にたくさんのお客様が来られて、レジに長蛇の列ができたり、オーダーがどんどんたまっていったりする中、咄嗟の判断で作業の優先順位を組み立てなきゃいけない。

そして常に、「次に何をするか?」を考えながら、行動することが要求される。いま何をすれば、次に何をすれば、最短でお客様に商品を提供することができるのか。温かいものや冷たいものをジャストなタイミングでお渡しできるのか。頭の中でぐるぐる考えながら動かなくちゃいけない。

・・・のだけど、私はそれがめちゃくちゃ苦手でした。目の前のことしか見えなくて、できなくて。あとから「あー、こっちを先にしとけばよかったー!」と反省ばっかり。

だから、ある程度やるべきことが決まっていて、それを計画的にコツコツと進めていくような仕事のほうが、私には合っているよなーって、ずっと思っていました。

今回、デスクワークのお仕事に転職してますます、それを実感しています。1ヶ月の流れが決まっていて、それを淡々とこなしていくほうが、じっくりと仕事に向き合える。


でも。
でもね。


あらためて、思ったんですよね。



私、接客が好きだなぁ

・・・って。


お客様から直接「ありがとう」「おいしかったよー」などの言葉をかけていただくのが、本当に嬉しくて。その一言ですべての苦労が吹っ飛ぶというか、私のモチベーションの源はここにあったんだなぁって思いました。

うどん大会のときも、◯◯県のブースにいた私に、「先月◯◯県の△△という山に行ってきたんですよー!□□うどんも食べてね。すごくおいしかったんですー」って、ニコニコ笑顔で話しかけてこられたお客様がいました。

(私、◯◯県の人ちゃうけど……香川在住のただのバイトやねんけど……)と思いながらも、そうやって話しかけてくださるのが、とっても嬉しくて。思わず「ありがとうございますー!」と言っちゃいました。
※あのときのお客様、◯◯県民みたいな返事をしちゃってすみません!!



以前にね、何かの本で読んだことがあるんです。

自分のやりたいことを探すとき、「好き嫌い」と「向き不向き」は分けて考えたほうがいいって

好きだけじゃやっていけないこともあるし、特に好きなわけではないけど適性がバツグンに良いこともある。

私の場合、好きなのは接客で、向いてるのはデスクワーク……なのかもしれない。


だけど・・・、なんだろなぁ。
前職で、反省ばかりしていた私をあたたかくフォローしてくれる仲間がいたから、向いてない接客もなんとかこなせてきた気がする。

いまのデスクワークは、接客のときほど派手な喜びはないけど、やさしくて仕事もできる素敵な先輩と一緒に働いていると、とても楽しい。

つまるところ、「働く環境」や「誰と一緒に働くか」で「苦手」も「不向き」も超えることができるんじゃないかという気がするのよね。

今回のうどん大会も、一緒にお仕事をさせていただいた方たちが、とてもやさしくてあたたかかった。だから、めちゃくちゃ楽しかったのだと思う。

なんでもやってみなきゃわかんない。

やりたいことを見つけるのに一番必要なことは、机上で「好き嫌い」や「向き不向き」を考えるのではなく、「とりあえずやってみる!」の行動力と勇気なのかもしれないです。


「なんだかおもしろそう!」という気持ちだけで応募したうどん大会のお仕事でしたが、私なりにいろいろと気付きがありました。

ついでに言えば、「おもしろそう!」っていう好奇心も大切かもねー。


ではでは、またー!




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