四十路女、四十肩でリハビリへ行く

人生初のリハビリに通っています。

理由は四十肩。五十肩とは絶対に言いません。四十肩です。

四十肩って、とにかく手が上がらない。後ろに回らない。無理に動かそうとすると、イテテテテ！ってなるんです。四十肩で不便なのは、

・着替えがしづらい
・シャンプーがしづらい
・背中が洗えない
・ドライヤーがしづらい
・寝返りが打ちにくい
・重いものを持つのがしんどい　　　etc…

日常生活に地味ーーーなダメージを与えてきます。痛くない方の肩は動くので、生活できないわけではない。けれど、◯◯しづらいって微妙にイラッとしちゃうんですよね。

春頃から症状が出始めて、半年くらいかな。改善の兆候がまったく見られず。あまりにもイテテテ！ばかり言ってしまうので、家族に整形外科へ連れて行かれました。

四十肩に有効だというヒアルロン酸注射をしてもらったのですが、正直、お金をドブに捨てている感覚？効果も痛みの変化もまったく感じられなくて。

このまま冬に突入すると、寒さで余計に肩が固まってしまうとのことで、リハビリを勧められたのでした。

でもさ、四十肩でリハビリってなんなん？
そんな人、周りで聞いたことないんやけど。

四十肩って、いつの間にか治るもんじゃないの？
わたし、騙されてない？
金づるにされてない？

テシマの心の声
（注射の件もあって、信用できなくなってる）

疑心暗鬼のまま、とりあえず1回目のリハビリに行ってきました。

まずは現状把握で、肩や腕を動かしたり、可動角度を測ったり。

一つ何かをするたびに、「固いですねー」って言われちゃった。この日、一生分の「固いですねー」を言われた気がする。きっと、鉄や岩でもこんなに固いって言われないよ。

動かす以前に、肩がもうガチガチになっちゃってるから。この日は、マッサージのような肩をほぐす施術だけで終わったのでした。

おそらくドラマの影響なんやけど、リハビリといえば、バーをつかみながら必死で立ち上がる！みたいなド根性イメージがあって。

え？これで終わり？って、拍子抜け。

最後に簡単なストレッチを教えてもらったけど、それも全然ド根性じゃなくて。「痛かったら無理しなくていいですよー」って。

へぇー、リハビリってこんなラフなパターンもあるんだ。保険適用でマッサージをしてもらえたと思ったら、お得かも。なんだか痛気持ちよかったし。

ま、治る気は全然しないけどねー（まだ言うてる）

そんなことを思いながらの、リハビリ2回目。

なんと！
上がったんです！！

腕が1回目より上がったんです！！！

めちゃくちゃビックリ。担当の理学療法士さんもちょっと驚いてて、「前回より手が上がりますね！すごーい！」って。

騙されてるとか金づるとか言って、ごめん。めっちゃ効果出てるわ。しかもたった1回の施術＋ストレッチで、驚きの効果が！

んん？
ちょっと待って。

ここで、はたと考える。

例のヒアルロン酸注射。1〜2週間ごとに何度か打ってきたんだけど、ここにきて効果が表れてきたのでは？注射とリハビリのＷ効果？？？

お金はドブに捨てられてなかった！ちゃんと未来への投資になってました。あー、もう、なんとお詫びを言ったらいいのか。

目に見える変化に、リハビリが俄然おもしろくなってきました。いやー、これはちょっとマジメに続けてみようー。

効果が出たといっても、可動域が広がったのは体の前側で手を上げるときだけなんでね。後ろ方面はまだまだイテテテテ状態だから、脱却できるようにがんばってみます。

以上、人生初のリハビリはこんなだよーというお話でした。
ではでは、また！

※四十肩の症状やリハビリの効果には個人差があります。
※四十肩でリハビリに通っている方はけっこういるらしい。40、50代だけでなく80代でも四十肩になることがあるんだって。知らなんだー。