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普遍的に大衆を魅了するモノが演劇反映のヒント

昨日ブログを更新し忘れた抜作が私です。どうも手嶋です。

金稼ぎのペテルの脚本がようやく最後まで行きました。

ダビーさん添えておきます。
第5話を書き上げたのですが、これはとても面白いです。
ここ最近色んなことを0から1として作ることが多くなりました。

そんな中、
【演劇に欠如している事】
が明確に見えてきた。

【単純さ】がとにかく足りない。
技巧に走り、なにかもっと根底のところを見落としています。

演技の稽古も始まっています。

アスピさん置いときますね。

演技でも、よく言うんですが、難しいことせず、技巧とか忘れて素直に喋ってみて?
これがとにかく難しい。
喋り方を工夫してしまうんですが、土台のあるべき姿が深掘りできてないことが多いんです。
それでは、アベコベです。

さて、演劇の難解さには、昔から困惑していまして。
なぜかよくわからない作品が多いです。私には難しいんです。考えなきゃいけないのは辛いw

伏線が幾重にもあり、表現も芸術的、それでいて見せ方までも芸術とくりゃ、もうそれは、玄人が好むものにしかなり得ない。

よく考えて欲しいんです。
ゲームです。スーパーマリオブラザーズは、横スクロールで、ひたすらに障害物を避けてゴールするのみ。
ドラクエはレベル上げて魔王倒すのみ。
漫画では
ドラゴンボールは強敵と戦うのみ
スラムダンクは試合に勝つ
映画
バックトゥザフューチャー、時間軸の話で難解になりそうだけど、単純。
過去いじったら未来が消える。そのドタバタ劇。

大衆に受け入れられているものって、めちゃくちゃに単純です。
ゲームなんてそれの最たるもの。
バトロワでも、1位になる!だけ。

その単純さが大衆が、ライト層が入りやすい要因ではないだろうかね?

なのに、演劇はどうだろう?
見せ方やらなんやら、把握するのに考えなきゃいけないことが大量にある気がします。

単純さが足りないのに大衆に受けよう。

なんてのは土台無理だと思う。

なので、最近ではとにかく単純に、を心がけています。
これ、殺陣やアクションでも同じです。

構図やら速度やら手の形やらなんやら、振り付けの仕方やらなんやらこねくり回す傾向が強いです。

でも、そこにあるのは多分、やる側の満足度を上げるだけの施策であって、決して観る人の満足度を上げるものには直結しない。

アクションに関しては、デメリットの方が多い。わけわからん!てなるから。何しているかわからん!てなるから。

そんなことより、斬る、弾く、防ぐ、避けるこれらを丁寧に単純明快に伝えることの方が実はお客さんは理解しやすい。

このバランスをとにかく取らなきゃいけない。

単純明快さ

金稼ぎのペテルは

いびつで腐った中央区を非難して追い出された皇族ペテルが、金稼ぎのだびーと名乗り、皇帝になるために世界を旅する話。
着地点はダビーが中央区で皇帝になるかどうかの話。

この間に起こる人間ドラマに一喜一憂

わかりやすさを最優先にしてます。
話がわからないって感想は今のところ皆無。逆に小学生でも理解してくれてます。

そのおかげで、演劇を得意としない層、いわゆるライト層がどんどんみにきてます。

これが足りなかったよなーと。


試しに見てくださいな。単純なんでw

==2025年1月24日==
頭の中がぼっかーん!して脚本が暗礁に乗り上げていた二日間を乗り越え本日脱稿。
押し寄せる本番と締切一つ一つ終わっていくもんだなーとw
そう。やばいやばいと思いながらでも終わっていくんだなと。
面白いもんです!

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