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音楽が好きすぎる件

音楽が好きだ。
大好きだ。
ライブハウスやコンサートホールで生の音に触れることがとかく好きだ。

幼い頃から気がつけばいつもそばに音楽があった。
恐らくは父の影響が大きいだろう。父は楽器も好きで、ジャズピアノやアコースティックギターを奏でていた姿を今でもよく覚えている。
そんな父の影響もあってか、私も歌うことや楽器が好きだった。
小学校6年生の時は合唱部に入っていて、今で言うNコンで全国大会に行き、その年の銀賞を受賞した。中学校に入ってからは、吹奏楽部に入部してフルートを吹いていた。実家には私の楽器がまだあるだろうが、さすがにもう指が回らないだろう。

ここ数年は息子と一緒に音楽を楽しむ機会が増えた。
息子とはもっぱらライブハウスに行き、ロックバンドのライブを楽しんでいる。
息子を連れて初めてライブハウスに行ったのは、彼が小学6年生の時だ。KANA-BOONのライブだった。当時は4人組だったが、にわかファンのためメンバーの名前も分からないままライブに行ったが、めちゃくちゃ楽しかった。私自身、ライブに行ったのは15年ぶりくらいだった。

何が楽しかったのか。

一言で言うと、圧倒的な「ライブ感」だったろうと思う。(いや、ライブやから当たり前なんやけど)

その場にいる人との一体感。
CD音源で聴いていた音楽がダイレクトに耳から入って、そのまま体に通電するような感覚。
アーティストの息遣いさえも聞こえてきそうな距離感。

全てが楽しすぎた。
そこからと言うもの、この4年間で音楽業界には随分振り込んできた。
幸か不幸か、息子と音楽の好みが似ていることもあって、チケットを取る時は基本的に2枚。ファンクラブも下手すりゃ2人分。もちろんグッズも原則2個購入。
今、我が家のフェイスタオルは例外なく全てバンドタオルだ。
おかしい。我が家は経済的に上流家庭ではない。典型的なひとり親世帯だ。

2年ほど前に、息子と面白半分で「年間、どれくらい音楽業界に振り込んでいるか?」を計算したことがある。正確に言うと、計算しようとして怖くなって途中で辞めた。全部足せば、近場の海外旅行であれば、2人で2〜3回くらいは行けただろう。

恐ろしい。。。

まぁでも私はお酒も飲まないし、これといったお金のかかる趣味があるわけでもないので、良しとしている。むしろ、息子と共有できる趣味として大事にしている。

随分前置きが長くなったが、本題に入ります。

最近のコロナ感染症拡大防止で、ライブの予定がガンガンキャンセルになっている。
本当は3月も息子とライブに参戦予定だった。
SHE'Sというピアノロックバンドで、高松では満を持しての初ワンマンライブだったこともあり、とてーも楽しみにしていた。

現状を考えると、延期も中止も仕方ないと思っている。
SHE'Sのライブも4月末に延期になっているが、恐らく再延期もしくは一旦中止になるであろう。
また、毎年この時期の密かなお楽しみである「Monster bashの今年の出演者は?チケット先行発売はいつ?」についても全く音沙汰なしである。
これももはや仕方ない。我が家的には中止になるであろう覚悟は決めた。

でも、音楽のない生活に、そろそろ我慢の限界がやってきた。
先日、チケット会社からやたら確認メールが届いている朝があった。
どうやらその前日の夜、半分寝ぼけながら秋以降に開催予定のライブチケットに勢い任せで応募したらしい。欲望のままに5公演ほど応募していた。もちろん、各公演2枚ずつ。

ビビった。
そんなに飢えていたのか!
秋以降の公演なので、ワンチャン開催される希望もある。結果を待ちたい。

ということで、こんな時だからこそ、好きなことを好きなように書いてみることにした。
これからたまーに自分が好きな曲やアーティストなんかを熱く書いていこうと思う。私が楽しむためだけに。

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