鹿児島の休日と桜島
大隅半島の陸の孤島、鹿屋というところに住むぼくは年に何度か都会を味わいに薩摩半島、鹿児島市にフェリーで渡る。なかなか嫁とコ口ナに対する意見が合わず、今回は去年の正月に行って以来だから、一年ちょっと開いてしまった。
我が家のある鹿屋のはずれから、車で垂水市を北上し、桜島を半周してフェリーに乗る。フェリーはたったの15分ほど。
海と桜島を眺めるひとときは、極上の時間だ。
桜島を眺めていると大自然に対する畏怖が起こる。それほど桜島のエネルギーは強い。噴煙をあげる瞬間なんかを見ると、地球の凄まじいエネルギーを感じるというより、そのまんまを見る事が出来る。大スペクタクルだ。その後の降灰はとても厄介だが・・・
鹿児島県の県庁所在地、鹿児島市は人口六十万人。他の鹿児島県の中核都市は十万人くらいのどんぐりの背比べだ。
鹿屋でもユニクロを代表とするファスト風土を造り出すチェーン店が建ち並び、まあ、基本的に何でも買えるのだが、たまには都会に行きたいのだ。本が好きなぼくは、マルヤガーデンズ(旧三越)に入っているジュンク堂に行きたいのだ。
フェリーから鹿児島市の建ち並ぶビル群が見えてくるだけで、田舎に住む人間はテンションが上がってくる。神奈川に住んでいた若い頃は東京バビロンなんて呼んでいて、都会を嫌ったものだが、田舎に住めば都会が恋しくなるものなのだ。
フェリー乗り場からは歩いて天文館へ。
今回は嫁も仕事の疲れがたまっているので、マルヤガーデンズとmont-bellのショップのみ。
マルヤガーデンズは個性的な文化的なテナントが多くて好きなのだが、やはり集客が難しいのかLoftがいつしかワンフロアを独占し、5階6階を使っていたジュンク堂が6階のみになり、5階には無印良品が県内最大級の売場面積を謳って入ってきた。
ぼく的にはがっかりである。無印良品は鹿児島市内の他の商業施設にあちこち入っているし、Loftにはなんの魅力も感じない。はっきり言ってなんの個性も感じない。東京にあるものをぽんぽん持ってくればいいというものではないと思うけど、地方の人にとっては残念ながらそれが憧れで無条件でテンションが上がる価値のあることなのだろう。
とかなんとか偉そうなことを言いつつも、ジュンク堂で新たなヨガ本を買い、mont-bellで春夏ようにシャツを買い、嫁の買い物を待っている間(非常に長い時間)スタバでぼんやりするひとときを楽しんだ休日だった。
ランチは白身魚のカツレツ。なんとふんわりとした食感❗️
大変美味しゅうございました。
本日はぽかぽか陽気のおでかけ日和。
自然と都会を味わって、マスクしないといけない事を除けば大満足でございました。
mont-bellで桜舞う桜島Tシャツもゲット❗
春よ来い‼️
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