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【やってみた】アドラー式「しない」子育て
はじめに:前回記事の内容
前回、アドラー式「しない」子育ての要約、感想を書きました。
今回は実際にこの3日間やってみた感想を書きます!
まだ3日間なので道半ばですが、感覚としてどうだったか?を
参考にしていただけますと幸いです。
怒らない:叱るのではなく「優しく」「きっぱりと」伝える
シーン①
金曜日に娘と二人でスーパーに行きました。
事前にスーパーに行く前に「1つだけ好きなもの買っていいよ」と伝え
「それ以外を買うなら今日はスーパー行かないよ」と話していました。
スーパーで1つ買いたいものを選び、その後お会計の後にも欲しいものが・・・
どうするかな?と見守りつつ「好きなもの何個までだっけ?」と聞くと、
取ったものを自分で戻しに行きました。
マルエツプチという小さなスーパーでの挑戦だったので、
今回だけかな?と思いながらも、しっかり戻せたことを見守り、
「ありがとう、戻してくれてママ嬉しいよ〜。」と伝えました。
シーン②
土曜日、夫と娘と3人でオーケーという大きめのスーパーに行きました。
少し眠たくて娘の機嫌が悪く、いつもオーケーでは色々買って〜と
せがまれることが多いため不安な中チャレンジしました!
車でオーケーに向かっている時に、
「昨日マルエツで1つだけ選べたよね、もうすぐ3歳だもんね〜。」というと
本人も「もうすぐ3歳だから1つにできるんだ!!」と夫にアピール。
その事前の仕込みもあり、1つだけお菓子を選び、他の欲しいものを我慢することができました。
もちろん、何度か「これも欲しいな〜」「これは?」と言うことはありましたが
「どれか1つに決めてね。〇〇のこと信じて待ってるよ。」というと
自分でじっくり選んで1つに決めていました!
シーン③
土曜日ご飯を食べているとき、なかなか進まず、ほぼ遊んでいる状態。
スプーンでお皿を叩いたり、物を落としたり、歌ったり・・・。
怒らない、怒らない、と自分に言い聞かせて
「パクパクご飯を食べるか、ご飯を食べずに遊ぶかどちらにしますか?」
と冷静に聞いたところ、
「ママ、怒らないで。ごめんね。」と。(笑)
冷静に優しくきっぱりと伝えたつもりでしたが、普段の口調と違ったため
怒っているように感じたようです。
「怒ってないよ、ご飯食べるか遊ぶかどっちにする?」と聞いたところ
「ご飯食べる!」と少しずつ食べ始めました。
いつもの口調と少し違う口調の場合、
冷静にと思っていても怒っているように感じることを実感しました。
手助けしない・干渉しない・介入しない:信じて見守る
シーン④
保育園でクラスが同じ友達と一緒に公園に遊びに行きました。
友達と一緒の時、どうしても「それは危ないよ〜だめだよ〜」と
言ってしまいがちですが、
今日はできるだけ信じて見守ろうと決めて遊びに行きました。
大きなローラー滑り台や岩場があり、
遊具、ちょっとしたアスレチックのような物がある公園です。
プチアスレチックに自分で登り、どうするかな?と見ていると
降りる方法を模索し、それでも無理だと判断すると、
「ママ、助けて〜」と。(笑)
そこでようやく二人の課題になったので、
「どうしたら降りれるかな?」と一緒に降りる場所、降り方を考えて
後ろを向いて一歩ずつ降りることができました。
こうして自分で考えて降りることができると楽しくなるようで
同じアスレチックに何度も登って
「降りる練習する〜」とチャレンジしていました!!すごい!!
シャボン玉をするときも友達に渡せるかな?と見ていると
自分で「これは〇〇くんの分」と渡していて
わざわざ親が言わなくても、自分でできるということを感じました。
無視・放任しない:あきらめずに信頼して見守る
シーン⑤
これは今日経験した失敗談です。
保育園に娘を送りに行った時、靴を脱ぐのに時間がかかりそうだったため
「靴脱いでてね〜ママは他の準備してくるね〜」
と他のことをしに中に入ったら、
「ママ待って〜行かないで」と言って、
しばらくすると靴を履いたまま保育園の中を歩き、近くまできました。
これは私が自分が急いでいることを理由に放任してしまったからだなと反省し
「ごめんね、靴脱ぐの待ってるね。」と伝えて見ていると
スムーズに靴と靴下を脱いで、靴を靴箱に入れることができました。
急いでいるのは自分の課題であり、娘の課題ではない。
放任すると逆に時間がかかることもあり、
あきらめずに信頼して見守ることが大切だなと実感した失敗談でした。
最後に:まとめと今後の方向性
やってみてまだ3日しか経ってませんが、
アドラー式「しない」子育ての効果を感じることができました!
育児方法を学んでも机上の空論のことも多く
実際そんな事する時間ないな〜と思うこともあるのですが
アドラー式の「しない」子育てはしないことがシンプルで覚えやすいため
やってみるのも苦痛ではなく、時間がかかることもなかったです。
再度アドラー式「しない」子育てをまとめるので、ぜひ参考にしてみてください。
アドラー式「しない」子育ての基本
基本的に親は「何もしなくていい」
目標は「自立」と「調和」を育むこと。
自立と調和を育む6つの「しない」とは・・・
①比べない:本人の成長と進歩を評価
②ほめない:過程や本人の個性に注目して認める
③怒らない:「優しく」「きっぱりと」伝える
④介入・干渉しない:対等に見て、口を出さずに任せる
⑤手助けしない:信じて見守る
⑥無視・放任しない:あきらめずに行動の目的を探り、信じて見守る
第二子がもうすぐ産まれるので、余裕はなくなると思いますが、
そういう時こそ、このアドラー式「しない」子育てを思い出して、
二人の子育てを楽しんでいきたいと思います。
(比べない、介入しない、など頑張ります!)
また今後もうまくいかないことも含めて、
二人の子育て中にやってみた!という体験を書けますように。(笑)
大変な子育てが少しでも楽に楽しく・・・
みなさまの明日が天気になりますように〜☆彡