世界選手権 準優勝 軌跡と悔恨
世界選手権への軌跡
世界選手権の権利
一昨年前に世界選手権の決勝まで進んだ強豪プレイヤーJean-Emmanuel Deprazと握手を交わし、机に置かれた7枚のカードを手に取る。
RedBullUntapped2020世界大会で優勝してから3年…そこから目立った成績を出せていなかった私が、あの世界選手権の決勝の舞台に立っていた。ここまでの道のりは遠かった。
去年の5月開催のニューカペナの街角のオンラインプロツアーで私は世界選手権2022の参加をかけてポイント争いをしていた。そしてあと一勝で世界選手権2022の参加が決まる対戦。このときコロナを発症して40°の熱を出し、意識が朦朧としていたが、マナスクリューで手札はあるのになにもできずディスカードし続けていたことは鮮明に覚えている。負けた後、世界選手権2022の参加が決まった対戦相手に祝福のメッセージを送ったが、内心は言い表せない重い気持ちが溢れていた。
プロツアーフィラデルフィア 2月17~19日
2023年からプロツアー再開。人生初の紙のMTGのプロツアーへの参加であった。初めてのMTGでの海外遠征であったため移動の負担や言語の壁を不安に思い、楽しみより不安が勝っていた。しかしそれは杞憂であった。最高のフィールドに最高のプレイヤーたち。憧れていたプロツアーがそこにはあった。ただただ楽しいひと時。オンラインでのMTGに慣れてすっかりそれが普通になっていたが、プロツアーに参加したことでリアルマジックこそMTGの醍醐味だと思い知った。しかも14位という好成績を収めることができたのだ。大満足の結果となった。
プロツアーミネアポリス 5月5~7日
そして次のプロツアーミネアポリス。ここではいつも率先してみんなを引っ張ってくれていた曳山まつりかさんの弟である赤池さんがいなかった。なので今回からは自分でメンバーを集めて調整グループを作る必要があった。初めてのことで苦労したが、オンラインプロツアー時代に赤池さん、そして茂里憲之さんがチームをまとめていた時の行動を見習い何とか調整することができた。成績も前回ほどではないが好成績を収められて、次回のプロツアーの権利を得られた。
プロツアーバルセロナ 7月28~30日
ほぼプレイしたことのなかったモダンでのプロツアー。不安ではあったが未知の領域を探索する期待もあった。調整はうまくいき、大会参加者の中でも最高レベルのラクドス想起ができた。そして結果は10位!これで世界選手権2023の参加に必要なポイントを大量に獲得したことで…
念願の世界選手権2023の権利を獲得!!!!
今まで何度夢見たか分からないフィールドに自分が参加できる!感無量だった。
だがプロツアーバルセロナではある問題が起きていた。
トップ8を賭けたバブルマッチ。結果は時間切れで引き分け。対戦相手のAlexander Hayneは最適なプレイを行い、私は何度もプレイミスをした。プレイミスがこの結果の一因ではあるが、そこが焦点ではない。プレイが遅く時間切れを起こしたことが問題だった。
実はこの大会で引き分けは2回目であり、どちらか勝っていればトップ8だったのだ…!
このイベントは10位と結果だけ見ればいいが、過去一番で惨めな思いをした。なんでこんなことで自分はトップ8に残れないのか。
その後世界選手権2023の練習で参加したドラフト練習会。そこで時間を使い過ぎていると注意された。それも2回。トップ8を逃す失態を犯したにも関わらず自分は全く改善しようとしていなかったのだ。
このまま世界選手権2023に参加しても勝てないし、また引き分けを起こしてしまう…
これではダメだと思い、自分に制約を課した。
プレイを早めることを意識し、この一年間での調整で上手くいったこと、いかなかったことを心に刻み世界選手権に臨んだ。
意識した甲斐あってか
世界選手権2023では引き分けはしなかった!
今後も引き分けにならないように時間を意識していきたい。
世界選手権2023調整開始
調整日程
エルドレインの森 発売日9月8日
そして世界選手が22〜24日、デッキ提出は20日
デッキ提出に関しては発売日から2週間もない…だと
なので短い時間でいかに調整するかを意識した。
効率的に検証するためにスタンダードを多くの人に、存分にプレイしてもらう必要がある。なので今回はチームメンバーに世界選手権以外の大会でもデッキを隠さずに自由に使ってもらった。今までは使いたいデッキができても他の大会では使わず隠していた。ただそれだと世界選手権出場者以外に旨みが無くてやる気が削がれてしまう。他の世界選手権出場者にデッキがバレてしまうリスクはあるが、検証の機会を増やすほうがリターンが高いと判断した。
次にドラフト。ドラフトシュミレーターを使ってオンラインでドラフト練習を行った。今回のドラフトは評価の高いクリーチャー、除去をピックしても勝てないことが多かった。今までのドラフトなら勝てたピック方針が通じなかったのだ。最初はなかなか勝てず苦労したが、多くのメンバーとドラフトしオンオフ問わず様々な場所で行われたドラフトの意見をインプットしドラフトの理解度を高めることで勝てるパターンを見つけることができた。これに関してはプロツアーバルセロナでドラフト6-0したまれおさんのドラフトガイドが非常にためになった。ありがとうまれお。
追記 ドラフトガイドが公開されました!
調整チームメンバー
今回一緒に調整した世界選手権出場メンバーは以前から交流のある気心の知れたメンバーとなった。そしてMTGの腕は超一流だ。
この記事の筆者 小坂和音 通称テルテル
晴れる屋プロの佐藤啓輔
元世界トップ24人のプロ(MPL)、世界選手権出場経験あり、アリーナCSで準優勝と素晴らしい実績を持つ。プレイングがチーム1でとくにコンバットの上手さ、除去の撃つタイミングは他の追随を許さない。ミッドレンジ王。
近藤彰吾 通称JV
プロツアーの権利を一度失っても予選を勝ち上がり世界選手権出場まで上り詰めたメンタル最強の男。分析力に長けていてデッキ選択、カード選択において正しい意見を言ってくれる。パイオニアの緑単の扱いは世界1。
一歩引いたところから俯瞰して周りをよく見ている。対戦相手のこともよく見ているため手札内容を読み取る力に長けている。本人曰くコントロールが得意らしいがアグロも上手い。みんなのまとめ役。
世界選手権出場メンバー以外にも
茂里憲之、くろき、まれお、吉越、さねとみ、Tellkou、やまだ、東海あの人、calm、yojiro、kiyo、kokusi、Koma、じょん、やましょう、曳山まつりか、peppe、ヤミちゃん
と一緒に調整した。今回誘ったメンバーは今までの調整メンバーよりはるかに多い。デッキ提出期間が短いので多くの意見が欲しかったからだ。ちなみに彼らももちろん強いし良い人ばかりだ。
スタンダード調整録
蒼紅杯、Japanオープン、MOのイベントなど新環境スタンダードの活躍したデッキを指標に対戦して検証した。MOのイベントで優勝したくろきさんのエスパーミッドレンジや、同じデッキを使用してJapanオープンで好成績を収めたpeppeさん、茂里憲之さんがJapanオープンで作成したボロスピア・ナラー(ほぼ無料の記事あり)、さねとみさんのスゥルタイアガサなど多様なデッキについてたくさんのフィードバックが得られた。
今までの調整したなかで一番上手く情報を集められた実感を得た。デッキを隠さずに自由に使えるようにした成果があったといえるだろう。
その中で私達は
・ゴルガリミッドレンジ
・ランプ(アラーラ含む)
・エスパーミッドレンジ
これら3つがTier1に君臨するパワーを持つという意見で統一されていった。
・赤単
・ボロス(ナヤ)トークン
・エスパーレジェンズ
・白単
・アガサコンボ
これらのデッキはどうしても上位3つのデッキのうち2つに不利がつくと判断したからだ。その中でとくにエスパーミッドレンジはランプに微有利でありゴルガリミッドレンジには意識されてなければ5分には持っていけると判断し使用した。
世界選手権出場リスト エスパーミッドレンジ
提出リスト
マナベースはくろきさんのマナベース考察を参考にした。ありがとうくろき。
※エスパーミッドレンジの採用カード解説、世界選手権の対戦を経て改良したデッキリスト、サイドボーディングを記載した解説記事を後日アップ予定なので気になる方は筆者のnoteとXをフォローしてお待ちください!
追記
解説記事完成しました!
https://note.com/teruteru8140/n/na5a83e37198a
世界選手権2023
戦う前に
今までのプロツアーは毎回体調不良に陥っていた。乾燥でのどを痛めたり、時差で寝れなかったり、水が体に合わないからか痔になったりした。プロツアーに参加するときはいつも万全とは言えない状態であった。
だが今回は違う!
常にのど飴を舐め、遮光性の高いアイマスクで日ごろから寝る練習をして、携帯ウォシュレットを持ち対策した。細かいけれどこういった準備は明確に体調に現れ大会当日は特に目立った体調不良がなく大会に臨めた。また体力不足を克服しようとプロツアーバルセロナを終えてからエアロバイクを買い毎日4時間漕ぐようにした。まだまだ肥満気味ではあるが体力はついたのか大会を通して疲労で判断が鈍るということはなかったように思えた。
大会スタート
世界選手権1日目スタート!最初の3戦がドラフト、その後構築を4回戦、合計7回戦。合計4勝以上すれば2日目に進出できる。世界最高レベルのこの大会で勝ち越すことは至難の業だ。気を引き締めて戦いに臨んだ。
《探索するドルイド》が2枚入った強めのデッキだったので早々に2勝と良いスタートを切ったが、3戦目は対戦相手の《執念の徳目》が強くて敗北。
だが2-1はいいスタートだ。
構築は初戦敗北スタートだったが、残りは勝利し3-1で合計5-2!!!
初日突破だ!!世界選手権という最高レベルのフィールドの2日目に参加できるのだ。誇りに思うし楽しみでならない。
構築の1戦目で対戦したSui Dongは私が手札事故で敗北したので申し訳なさそうな顔をしていたが、私がSui Dongがトークンとして使用していたクラナドの古河渚について話すと熱い握手を交わしてくれた。
そして世界選手権2日目スタート!合計10勝すればトップ8に入れるので、すでに5勝している自分はあと5勝が目標だ。難しい目標だが全力を出すだけだ。
今年のPlayer of the year候補のSimon Nielsen、殿堂プレイヤーのSeth Manfield、他にも様々な強豪プレイヤーがいるとんでもないテーブルに放り込まれてしまった!これが世界選手権2日目のテーブル。改めて世界最高のトーナメントに参加しているのだと再認識した。これは大変な戦いになりそうだ。
だが流れは来ている!
ドラフトは強力なレアである《擬態する歓楽者、ゴドリック》を2枚ピック出来た!
これは強いデッキになったと思ったが、1戦目は《擬態する歓楽者、ゴドリック》を引くことなく敗北。
2戦目は強豪プレイヤーJim Davisだ。だがこの試合は《擬態する歓楽者、ゴドリック》が火を噴いて勝利!
最終戦はオンラインでドラフトを共に調整していたAlexander von Stange(日本の地域CSで優勝)と対戦!談笑しつつ、されど真剣に対戦出来て楽しかった。糸の上を渡るようなギリギリのコンバットを制し、勝利!!2-1だ!!あと3勝でトップ8だ!
そして構築ラウンド。
最初はChris Ferberのラクドスサクリファイスだ。
ダメージレースが得意なリストで《敬虔な新米、デニック》が引けなかったので辛かったが、対戦相手の伝説である《擬態する歓楽者、ゴドリック》が盤面と手札で重なっていると相手のプレイから予想し、《擬態する歓楽者、ゴドリック》を除去せずあえて自分からダメージレースを仕掛けギリギリ勝利!
次はPhilippe Gareauの青単アガサ。
このデッキは《訓練場》、《お告げの行商人》、《眠り呪いのフェアリー》、《アガサの魂の大釜》を揃えることで無限マナになるコンボデッキだ。それ以外にも様々なシナジーがあり、デッキのことを知らないと何を対処すればいいか分からず苦戦するだろう。
しかし残念だったねGareau。そのデッキを作ったのは誰だと思っている?私が所属しているチームAkioProsリーダーAkioだ。何度対戦したと思っているんだ。そのデッキは理解しつくしている。
2-0で勝利!ありがとうAkio。
そして次はKen Takahamaのエスパーミッドレンジだ。
https://www.youtube.com/watch?v=ZDLpUR3f9ic&t=9s
Kenはここで対戦する前から何度か話したことがあって、気さくで親切で常に笑顔を絶やさない人だった。私が英語を話せないことを知ったら通訳までしてくれた。対戦するときもその人柄は変わらずリラックスして対戦出来た。しかしそのプレイには鋭さがあり、隙を見せれば私を倒しに来るだろうという緊迫感が対戦中漂っていた。
この対戦はデッキタイプは同じであれどKenのリストのほうが攻めが強力で長引けば私が有利というゲームだった。Kenの攻めはすさまじく防戦一方であったが、Kenのプレイに《放浪皇》でカウンターしてから流れが変わった!そのままメインを勝利!そしてサイド後は《黙示録、シェオルドレッド》を《否認》で守り切りマッチに勝利!
世界選手権トップ8出場決定!!!!!
プロツアーで何度もトップ8を逃してきた私があの世界選手権でトップ8に!今までの努力、敗北、失敗が無駄ではなかったと証明されたようで嬉しかった。だが終わりではない。ここからが本番だ。トップ8の戦いに臨む。
世界選手権トップ8
対戦に向かう前にチームメンバーから、他の日本人の選手から、ネットで多くの人から、そしてこの大会で知り合った多くの人から応援していただいた。自分がこんなに応援してもらえているんだという高揚感は、世界選手権トップ8の重圧に負けることなくいつもの自分のプレイができるよう後押ししてくれていた。みんなありがとう。
世界選手権トップ8スタート!
準々決勝
準々決勝は殿堂プレイヤーのWilly Edelのドメインランプだ。
スイスラウンドで既に対戦していて勝ってはいたが、油断は全くできない対戦相手だ。Edelは相手によって自在にサイドインを変えてくる柔軟性を強みとしたプレイヤーなのでメインの2戦を取れたとはいえ0-3もあり得た。
3戦目は《軽蔑的な一撃》を2枚引いていたものの《装飾庭園を踏み歩くもの》に殴りきられてしまった。
4戦目、サイドから全体除去を増やしてくるアプローチに気づけず大きな被害を受けてしまった。こちらの盤面が弱くなってしまい、ゲームが長引きあと1ターンで《偉大なる統一者、アトラクサ》が出てくるといったところだった。だが残った盤面のクリーチャーと白黒ミシュラである《眠らずの城塞》によりピッタリライフを削り切り勝利!ギリギリの接戦だった。
Edelのサイドプランは毎回大きな効果を挙げているように見え、見習いたい。あと気さくに話してくれる良い人だった。
準決勝
準決勝はSimon Nielsenの青白兵士だ。
正直に言おう。不利だ。それも相当な。練習では全く勝てず3:7はあるんじゃないかと思うほどだった。しかしそれでも何度もチームメンバーに青白兵士を使ってもらい対戦して勝ち筋、負け筋を理解した。
そして臨んだ本戦、なんと3-0することができた!!!
もちろん運も良かったが、練習の成果が出たこともまた間違いない。チームメンバーにただただ感謝だ。
Nielsenは対戦中も気軽にコミュニケーションをとってくれて最後の最後まで気持ちよく対戦させてくれた。この大舞台でだ。そんな彼の懐の大きさに感動したしそんな彼に不利マッチで勝てて感極まって泣いてしまった。NielsenはMTGの強さだけでなく人としても最高のプレイヤーだ。Player of the year おめでとう!
決勝
決勝はJean-Emmanuel Deprazのエスパーレジェンズだ。
最後の対戦相手はあのDeprazだ。彼は一昨年前も世界選手権の決勝の舞台に立っていた。そんな彼の気迫には圧倒されるものがあった。絶対に勝つという気迫だ。
決定的なのはこのシーンだ。Deprazが《敬虔な新米、デニック》と《黙示録、シェオルドレッド》で攻撃してきた。《黙示録、シェオルドレッド》を確実に対処するべきで、見た目は2体ブロックで処理できるが、《天上都市、大田原》と《皇国の地、永岩城》で妨害されることを想定すると、ここではクリーチャー3体でブロックするべきだった。ただ私は彼の気迫には気圧されて《敬虔な新米、デニック》を《策謀の予見者、ラフィーン》でブロックしたいがためにこのようなブロックになってしまった。3体でブロックしていれば《忠誠の徳目》で盤面を作り直し勝てる可能性もあっただろう。
2ゲーム目以降はデッキの勢いが落ちたのか引きが芳しくなく、流れるように0-3してしまった。
私の世界選手権2023はここで終わってしまったのだ。
私は自分が勝つイメージができていなかったように思える。対戦前に対戦が終わったら負けたほうはステージの後ろに下がってと言われたとき、ステージに下がるイメージをしてしまった。こんなこと、Deprazは絶対に考えていない。その差が勝敗を分けてしまったのだと思えるのだ。まだまだ自分は世界選手権を優勝する器ではなかったのだ。
Deprazの優勝は必然だった。おめでとうDepraz!あなたが世界1だ!
最後に
ニューカペナの街角のオンラインプロツアーでの敗北から1年。紙のMTGのプロツアーに参加し様々な経験を経て憧れの世界選手権の出場を達成し、なんと準優勝という好成績まで収められました!今の自分では出来すぎな成果です。これからも頑張ります!
・・・というかっこいい締め方にしようかと思いましたがやっぱり無理ですね。自分が優勝していた場面のことを想像すると涙が止まらない。悔しくて悔しくて仕方ない。せいぜい7年ほどしかMTGをやってない私がこんな成果を出せて自分でもすごいと思っているし、恵まれていると思う。でもやはり辛くなってしまう。この記事を書いてると泣いてしまう。もっとやりようがあったんじゃないか、どうしてあそこでマリガンしてしまうのか。もしかしてあそこでスリーブを交換しておけば何かの流れが違って勝ててたんじゃないかなとか本当にしょうもないことを考えてしまう。今回優勝したDeprazはこれまで何度もあと一歩というところで優勝を逃したことがあったけど、彼も以前はこんな気持ちだったのだろうか。確かに勝ちたいとは常に思ってはいるが、こんな気持ちにはなったことはなかった。世界1という称号をこんなに欲しているとは思わなかった。ここまで勝ちたかったと思うことはなかった。
Deprazにあって自分になかったもの、たくさんあると思うが一番はこの悔しさだったのではないだろうか。
決勝で負けて優勝を逃したことは本当に悔しい。
次の世界選手権ではリベンジしたい。今はそれしか考えていない。
世界選手権に参加できること自体すごいことだし、確かに準優勝は誇れる結果だけど、運が良かっただけで自分の実力で勝ち取れたものだとはとても言えない。
今度は世界選手権の優勝者としてふさわしいだけの実力を身に着けて、またこの舞台でプレイしたい。
そのために、これからもMTGを楽しみながら、自分を鍛えていきたい。
待ってろ世界選手権2024!!!
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