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今、この時だからこそ!山本真也 ポルトガルギター Live in 小倉、福岡


 コロナ禍の中で、ポルトガルギター演奏者の山本真也の存在を知った。

 不思議なスピリチュアルな感性を持つ共通の友人がいて、その友人の自己紹介欄には、お薦めのアーティストとして「山本真也(ポルトガルギター)」と書いてあったからだ。

 その彼をfacebook上で見つけて、彼がアップしていた音楽を聴いてみた。

 time after time というシンディローパーの曲のカバーだった。


 何故か、子供の頃の思い出が溢れてきた。優しい弦の響きが心を解放して閉まったのだろうか。
 
 小さな家に住んでいた時、夕暮れ時に外から帰ってきて、母親が台所に立つ後ろ姿に駆け寄り、その流しで一緒に手を洗っていたような光景だった。

 彼のfacebookを読んでいくと、予定していたコンサートやLiveが軒並み中止になり、大切な高価なギターを手放してまで、その損出経費に充てているような事を知った。
 
 さらに、ちょうど大阪のLivehouseで集団感染が発生した時期に、たまたま活動拠点としている大阪でずっと前から準備していた小さなライブを計画していたことで、大変な嫌がらせや執拗な誹謗中傷を受けたことも告白していた。

 この状況を知って、突然、彼を応援したい!

 彼へのシンパシーがこみ上げてきて、すぐメッセンジャーで連絡を取った。 「初めまして・・共通の友人の●●さんから、あなたの事を知って・・」

 彼と数回のメッセージのやり取りをしたあと、

 「コロナ禍がいつ明けるかまだ分からないけど、山本君のライブに大阪まで行くよ!」そう彼に告げた。 彼は、とても喜んでくれた。

 そして、彼がFB上でファンディングのような企画でCDとグッズ販売をしていたので購入することにした。

 届いたCDと添えられたメッセージを読み、PCではなくステレオで彼の曲を流してみた。PCから聴いた音とは全く違っていた。
 目の前で弾いているような弦の響きだった。ボローン・ボローンとその音だけを聴きていたいほど心地良かった。僕の好きなサティのジムノベディの曲まであって、タイトル全曲が掛け値無しに素晴らしい曲だった。

 久しぶりに、大当たりのCDというか、アーティストに出会った嬉しさが込み上げた。 
 コロナ禍の中で、たまたまの縁で出会った若い音楽家の小さな支援者のつもりでいたが、奇跡的に本物の音楽家に出会ったのだと、はっきりと分かった。

 早速、嬉しくなって紹介してくれた共通の友人に、彼と引き合わせてくれたことの感謝を伝えた。
 彼のポルトガルギターは、その弦の響きは涙腺をそそるよ!そう伝えると、そのスピリチュアルな友人は「そのポロポロ(弦弾き)は、魂が浄化される音楽だからね。」と笑っていた。

 そして、CDを聴いたその後に、彼にメッセージを送っていた。

 「まだ、緊急事態宣言中だけど・・・ コロナが明けたら、山本君、LIveを九州でやらないかい?何とか、収益が出るようにお客さんを集めるから、是非、やって欲しい。」 
 彼は二つ返事でOKしてくれた。「LIveをやれる環境ができたら、九州に行ってでも、お客さんがいる場所で演奏をやりたい!」 その日は嬉しくてstay-homeの中、興奮した。

 山本君の音楽活動の再開を、拠点の関西よりも早く九州から始めて欲しい。勝手に妄想が膨らんできた。

 早速、懇意にしている書道家の栗原光峯先生にも協力して欲しいと思い、彼のCDをアトリエに届けた。
 ポルトガルギターの音で書道パフォーマンスをしたら、新しい新境地が出来るのではないか。そんな妄想を告げた。

 そしたら、その夜に、栗原先生から書の大作を書いた写真がメッセンジャーで届いた。 何とそれは、山本君のCDを聴きながら書いたそうだ。

 僕の好きな凄いアーティスト同士が繋がったことに、小躍りした!

 コンサートを北九州で開催することにワクワクしてきた。

 こんな経緯から、7月31日(金)〜8月2日(日)の3日間で
 山本真也君のポルトガルギターLiveを開催する目標を立てた。

 そして、その日まで、後1ヶ月と少しまで近づいた。

 心配した、北九州のコロナ感染状況も落ち着いてきた。ずっと発生が続いていた感染者数は、やっと6月13日にゼロになった。

LIveのfacebookページです。 まだ作成中ですが、、


山本真也 ポルトガルギターLive  開催の宣言文

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    コロナウイルスが発生して以降、僕たちは自由を制約されてきました。
それまでは、趣味のお花や料理やダンスやヨガなど習い事で仲間と同じ場所に集ったり、職場の同僚や友人達と酒場で肩を寄せ合ったり日常を楽しむことができました。

    しかし、そんな僕たちがやりたい事の自由がコロナウイルスのために、この数ヶ月間もの間、制限されてきました。

   このコロナ禍でstay-homeと外出を制限される中で、僕たちは、大切な事は何か、それぞれに考えてきたと思います。
    改めて家族との時間の大切さを知ったり、友人達との時間が貴重だったり、自分がずっと続けてきた趣味や活動が出来ないストレスを感じたり、多くのことの価値を見つめ直したことだと思います。

   これまで当たり前だったこと、安全な空気を吸って自由に活動できてきたことが、どれだけ有り難いことだったのか、その環境が当たり前でなかったこと、健康でいられることにも、感謝せずにはいられません。

    不自由があったからこそ、僕たちは、このコロナ以降の新しい生活では、これまで以上に自由を求めたいし、好きなこと、大切なことだけを丁寧に味わう時間を過ごしたい。本当にそう思います。

   ここに、山本真也という音楽家がいます。ボルトガルギターという不思議な楽器を奏でる演奏家です。

   彼は、関西で音楽活動をしていますが、コロナ禍のために予定していたホールコンサートやライブハウスでのイベントが全て中止せざるを得なくなりました。

   緊急事態宣言の最中、ある縁で彼の素晴らしいポルトガルギターの音楽を知り、コロナ禍が明けたら彼の音楽を聴きに行きたい。関西であっても絶対に行きたい、そう思いました。

  そしたら、彼の方から「自分の音楽が求められるなら、北九州に福岡に行きたい」そう言ってくれました。

   しばらく、生で音楽をゆっくり聴くなんてことから遠ざかっていたけど、これがどれだけ贅沢なことか。

   コロナウイルスは、完全に無くなっていないけど、会場で出来ることの感染防止対策(消毒、座席の距離、換気など)を行い、是非、音楽が好きな人に、Live会場まで足を運んで欲しいと思います。

   山本真也のボロトガルギターは、その幻想的な弦の音は、僕たちの心を魂を心地良く揺さぶってくれます。

    少人数での開催になってしまいますが、開催する経費の方がかかってしまいますが、

   それでも共に音楽を楽しむ場所を、今、この時こそ提供したいという彼の音楽家としての想いにより

山本真也を関西から、この北九州と福岡(太刀洗)に招いて、ボルトガルギターLiveを開催します。

    コロナ以降、僕たちはsocial distanceなどといって誰かとの間に2メートルの距離を取るように強いられているでもね、

 音楽を共に楽しむあなたとあなたとの心の距離は、20センチまで近づけていけるから。

    僕たちは、この#stay-home間、本当に大切なことは何か、それがそんなに多くなことにも気づいたはず。

   さあ、情熱と哀愁のボルトガルギターに身を任せてみて、そしたら皆んなの心が共鳴して心が一つに通じ合えるから。

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