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【組織あるある】言ってるんですけどね…変わらないんですよね…なんでですかね(なんででしょう)。


フライパンでグラタンにチャレンジしてみました。


可能性を最大限に活かして生きる人と組織のサポートをしております、マインドフルネスコーチ・チームビルディングコンサルタントのてるいです。今日も久しぶりにチームビルディングのお話しを。


何度も言ってるのに…


仕事柄、経営者の方から相談を受けることがあります。お話しをお聞きしている中で、2人に1人くらいの割合で言われるのがこの質問です。


「いやー、何度も同じこと言ってるんですけどね…。なかなか変わらないんですよね…。しょうがないもんなんですかね…なんでですかね?」


「おぉ!ちょうど今日どこかで同じ言葉聞いたなぁ!」
と思った方もいるかもしれません。企業において人の悩みは尽きないもので、経営者の方でなくてもこのようなことを感じている人は少なくないと思います。

難しいですよね、人って…。


職場における問題のほとんどは、この人の問題だといわれていますもんね。



変わらない、その理由

『何度も同じこと言っているけど、変わらない』

このような状況では、一体何が起きているんでしょうか?
多くの場合、実はこのようなことが起きています。

①そもそも伝わっていない
「言っている」と「伝わっている」は違います(悲)。工夫をして伝えていたとしても、実は伝わっていなくてトラブルになった、というケースはプライベートシーンでも思い当たる節、ないでしょうか?

なぜ伝わっていないかというと、伝える側の人が

・相手の話を聞いていない
・相手がどんな人か観察できていない

という可能性が高いです。相手がどのような状況にあるのか?もう一度、しっかりと相手の話に耳を傾ける、相手を理解するということがポイントかと思います。


②相手を『変えよう』とした瞬間、人は心を閉ざす
人は外部からの刺激で『変えよう』とされてるな!と感じると、ものすごいスピードで心のシャッターを降ろします。思い通りになれー!なんて直接的な言葉を使っている人はいないと思いますが、不思議なもので、そういう想いは言葉や態度など、諸々の部分で伝わってしまいます。

最終的には本人に行動を起こしてほしかったとしても、相手を理解しようという相手を想う気持ちがない状態で伝えると、相手からすると「はい!これやってくださーい!」というような感じを受けるかもしれません。心が動かないと、身体もなかなか動かないですもんね。


相手を意識して伝える

チームビルディングに大切な3つの要素について、これまでもちょこちょことnoteで書いてきました。

  :人は違う(強み弱みがある)という前提で
仕組み:目標やルールなどを活かしながら
関係性:仲良しクラブではなく、お互いを活かしあい、
ビジョン・目標を実現する。


この3つを『人→仕組み→関係性→人→仕組み→関係性…』と、ぐるぐる回していくことが大切なのですが、今回の件で言うと

関係性:何度も工夫して伝えているんだけれども
↓   実際のところ
  :相手を理解できて(状況を聞いて)いない

というように、『関係性』から『人』に回していくところでうまくいっていない、というケースにあたります。


何度も言ってるんだけどなぁ…変わんないんだよなぁという声をもしどこかで聞いたら、今日のお話しを思い出していただけたら嬉しいなぁと思います。


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