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【先人の理論】自己イメージを変えると未来が変わる! ポジティブリフレーミング

「あぁ、また上手くいかなかった」「自分には向いていないかもしれない」、こんな風に自分を捉えてしまうこと、ありませんか?
そんなときに活用できる考え方「ポジティブリフレーミング」について、思うことを書いてみました。
みなさんのお役に立てると嬉しいです。


どんな理論?

私たちは、日々の経験を通じて「自分はこういう人間だ」というイメージを作り上げています。
でも、そのイメージが知らず知らずのうちに、自分の可能性を狭めてしまっているかもしれません。

そんなときに活用できるのが ポジティブリフレーミング です。
これは、物事の捉え方を変えることで、自己イメージを前向きに転換し、未来の行動を変えていく方法です。

ポジティブリフレーミングは、「リフレーミング」という心理学の概念の一種です。リフレーミングとは、「枠組み(フレーム)」を変えて物事を見ることで、意味や価値を再解釈する こと。

その中でも、ポジティブリフレーミングは、ネガティブに思えることをポジティブな視点に変える技法です。

例えば、こんな感じです。
・「私は飽きっぽい」 → 「好奇心が旺盛で、新しいことに挑戦できる」
・「人見知りだから営業は苦手」 → 「相手の話をじっくり聞くことが得意」
・「私は優柔不断だ」 → 「慎重に物事を考え、適切な判断を下せる」

このように、捉え方を変えるだけで、自分の特性が「短所」ではなく「長所」として見えてきます。

ただ、この「ポジティブリフレーミング」を活用するときには注意点があります。
ポジティブリフレーミングは万能ではありません。

無理にポジティブにしようとしない → 現実的に受け入れられる範囲で行うことが大切です。
感情を否定しない → まずは「そう感じている自分」を受け入れた上で、新しい視点を探しましょう。
状況によっては適用しない → 深い悲しみやストレスの最中では、無理にポジティブに考えない方が良いこともあります。

こんな注意点にも配慮して、自己イメージを変えて未来を変えていきたいですよね。

私が思うこと

私が初めて「リフレーミング」に遭遇したのは、神経言語プログラミング(NLP)を学んだ方が開催された「アンガーマネジメント」のセミナーでした。

当時の私は、ビジネスパーソンとして成果を上げるために、管理職として責任を全うするために、溢れんばかりの気負いを背負っていました。

そんな状況であるという自覚はなかったのですが、「どうも怒りやすい」という自分の状態は自覚していたので、セミナーを受講しました。

いくつかの「コアビリーフ」という、ゆがんだ価値観が、自分の中での
「思い込み」になり、怒りが発生する、というメカニズムを聞いて、
「あぁ、そういうことねぇ~」
と、かなり腹落ちしました。

その解決策として「他の価値観があるんですよ」ということで
「リフレーミング」という言葉とその意味を初めて知ることができました。

自分の枠組み(=フレーム)を、再構築するので「”リ”フレーミング」という言葉は、イメージがしやすいものでした。

この「リフレーミング」、様々なところで活用できました。
特にビジネスでは大活躍しました。「客観的な視点を持つ」ことができ、
何かと課題解決が早まったなと感じていました。

そして今、コーチングやキャリアコンサルティングなどで、人を支援する仕事では、「リフレーミング」より「ポジティブリフレーミング」の方を大切にしていきたいな、と思っています。

相談に来られる方々は、明確な言語化はできていなくとも、何かしら自分の未来に思いを持っています。

そういった方々に、今、自分が持っているもの(性格、経験など)に対して「自分はこの程度のもの」と思って未来に向かうのではなく、
「ポジティブリフレーミング」で、今持っているご自身の特性の意味を変えて
「自分はこういったものも持っている!」と思って未来に向かっていただくほうが圧倒的に行動の幅も大きくなるものです。
そして、行動の幅が大きくなれば、当然「こうしていきたい未来」にも近づけるようになります。

そして、私自身も、そんな支援ができるように、何よりも私自身が
「ポジティブリフレーミング」していこう、と日々思っています。

何か想定外の出来事が起こったときには、ついつい、自分の特性と紐付けてしまうものです。
「あぁ、また先走ってしまって、せっかちだなぁ」
と思ってしまったら、
「あ、きました!」
と呟いて「せっかち→行動と決断が早いのよね」と、捉え直してみる。
(=ポジティブリフレーミングしてみる)

そうすると、「先走りしたことをお詫びする」とか、「先走りを緩和させるような言葉をすぐに伝える」など、
「行動が早い(=せっかち)」だからこそ取れるリカバリ策を考えだすと、自分自身が落ち着き、適切な行動となり、大切な信頼関係構築にもつながります。

日々、頑張っている人だからこそ、ついつい自分の枠組みの中でとらえがちなものです。
ポジティブリフレーミングは、自己イメージを前向きに変える強力なツールです。

「私はこういう人間だ」と思っていたことが、視点を変えるだけで”強み”として活かせることに気づければ、毎日が充実したものになりそうですよね。

皆さんへの問いかけ

普段「短所」だと思っていることは何ですか?
それを別の角度から見たら、どんな強みになりそうですか?

まずは、今日から一つ、「ポジティブな枠組み」で捉え直してみませんか?


「自分の特性をポジティブに捉えられない」と思われた方、
「今の状況を変えたい」と思われた方、
私でよろしければ、壁打ちのお相手をさせていただきますよ。
以下のURLにて、ご相談を承ります。

お問い合わせ | インテグリティ合同会社 (t-integrity.com)

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