キャベツが高い理由
こんにちは!てるかファームのKazuです!
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今日はキャベツのお話。
「え?キャベツ1玉が500円!?」
先日、スーパーで買い物カゴを手に取った主婦の方が思わず声を上げていました。
実際、今年に入ってからキャベツの価格高騰が続いており、多くの家庭の食費を直撃しています。
一体なぜ、普段は手頃な値段で買えていたキャベツがここまで高騰してしまったのでしょうか。
その背景には、実は3つの重要な要因が絡み合っています。
1つ目は、2024年の異常気象の影響です。
特に昨年の夏は記録的な猛暑となり、東日本と西日本では深刻な少雨が続きました。
キャベツは比較的涼しい気候を好む野菜であり、この異常な暑さと乾燥により生育が大きく妨げられました。
農林水産省の調査によると、現在のキャベツ価格は平年の約3.3倍にまで上昇。
特に東京都内のスーパーなどでは、1玉500円を超える価格設定も珍しくない状況となっています。
2つ目は、需要と供給のアンバランスです。
キャベツは日本の食卓に欠かせない野菜の一つ。
お好み焼きや鍋料理など、特に冬場に需要が高まる料理には必須の食材です。
しかし、その需要に反して供給量は大幅に減少。
生産農家は収穫量の確保に苦心しており、市場に出回る量が限られています。
3つ目は、輸送コストの上昇です。
燃料費の高騰や人件費の上昇により、産地から市場までの輸送コストが増加。
生産者は、これらのコストを価格に反映せざるを得ない状況に追い込まれています。
では、いつになれば価格は落ち着くのでしょうか。
気象庁の予報によると、今後も天候不順が続く可能性が指摘されており、すぐには価格が下がりにくい状況です。
私の畑では白菜は作っていたのですが、キャベツは作っていませんでした。
作っておけば良かったと後悔しています。
来年は作りたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪