『これ以上は下がらないはず』で損失30%…投資の落とし穴『ギャンブラーの誤謬』から身を守る方法
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本日は投資の心理学のお話。
「これだけ下がったなら、そろそろ反発するはずだ...」
そう考えて買い増しをしたのに、その後も株価は下がり続けた。
こんな経験をしたことはありませんか?
実は、この「そろそろ」という考えこそが、投資で損失を重ねてしまう最大の理由かもしれません。
先日、知り合いの投資家さんから興味深い話を聞きました。
「株価が50%も下がった後なら、買って正解なはずですよね?でも、実際にデータを取ってみると、そこからさらに50%下がるケースも珍しくないんです。『もう下がらないだろう』という投資家の思い込みに、相場は付き合ってくれない。」
これは「ギャンブラーの誤謬」と呼ばれる心理的バイアスの典型例です。
過去の値動きから、根拠のない期待を抱いてしまう。
この心の罠に、なぜ私たちは繰り返し陥ってしまうのでしょうか。
とあるAさん(会社の先輩)は、2024年に人気のグロース株に投資していました。
2024年は新NISAが始まった年で、先輩もその波に乗って始めた人の一人でした。
YouTubeとかで情報を集めてきたのでしょう。
株価が徐々に下がり始めたとき「これだけ下がったなら、そろそろ反発するはず」と考え、むしろ買い増しのチャンスだと判断。
しかし、株価は予想に反して更に下落。「ここまで下がったら、もう底値圏だ」と考え続けた結果、資産の30%を失ってしまいました。
このケースで、Aさんは過去の株価の動きから「そろそろ反発するはず」と予測しましたが、これこそがギャンブラーの誤謬の典型例です。
相場は人間の期待通りには動かず、過去の動きが未来を保証することはありません。
では、なぜ私たちはこのような誤った判断を繰り返してしまうのでしょうか?
この記事では、なぜギャンブラーの誤謬に陥るのか、またどうやったら会費できるのかをお伝えします。
2024年は新NISAが始まって投資参入者が多い年でしたが、投資をやっているのに、自分がギャンブラーの誤謬に陥っているかも分からない人が多いです。
そもそもギャンブラーの誤謬という概念を知らない人も多いです。
知らなければ、対処のしようがありません。
知ることが第一歩です。
こういうことの積み重ねで周りと差が付くのだと思います。
本日のコーヒー代だと思って読んでみてください!
株価が下がり始めた時、多くの人はこう考えます。
「企業の業績は悪くない」
「PBRからみても割安」
「四季報の目標株価までまだまだ余地がある」
これらは一見、とても理論的な判断に見えます。
でも、実はその奥には「これ以上は下がらないはず」という期待が隠れていることが多いのです。
この「はず」という言葉が、実は危険信号なのです。
なぜなら、相場は「はず」という期待に応えてくれる義理はないからです。相場は私たちの理論や期待とは無関係に動きます。
多くの人が「はず」と思っている方向と逆に動くことすらあるのです。
ここで一つ、プロの投資家から学んだ具体的なテクニックをお伝えしましょう。
それは、投資判断を行う前に、「はず」「そろそろ」「きっと」といった言葉が自分の中にないかチェックすることです。
こういった言葉が浮かんでくる時、それは客観的な判断ではなく、期待が先行している可能性が高いのです。
では、なぜ私たちはこういった「期待」に基づく判断を繰り返してしまうのでしょうか?その理由と、より具体的な対処法について、続きでご説明していきます。
1. ギャンブラーの誤謬とは何か
皆さんは投資をしていて、こんな経験はありませんか?
「いやぁ、さすがにもう下がらないでしょう」
「5日も連続で下がってるし、そろそろ上がるはずだ」
「ここまで来たら絶対に底値圏だよね」
実は私も何度もこういう考えに囚われて、後で「あぁ、やっぱり」と後悔したことがあります。
これって、ただの思い込みかと言われると、実はそうではないんです。
れっきとした心理学用語があるくらい、人間が普通に陥りやすい考え方なんですね。それが「ギャンブラーの誤謬」です。
ギャンブラーの誤謬って、ちょっと難しそうな名前ですよね。
でも実態は単純で、「次はきっと○○になるはずだ」という予測が、実は何の根拠もない、ということなんです。
この名前が付いたのは、カジノでルーレットやコイン投げを楽しむ人たちが、よくこの考え方に陥るからなんですよ。
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