自己肯定感なんていらない コーチ筋トレ7日目
今日は自己肯定感について。
自己受容が出来るようになったら、自己肯定感が適切に高められるのではと思っていたものの、この和尚がとくブッダの教えに驚愕。
仏教では、自分に自信を持ちなさい、自己肯定感を高めなさいとは言わない。
古来自己肯定感なる単語はなく、後につくりだされたもの。
仏教では、明確、明晰さ つまり「知恵」が求められるそうだ。
要は物事をクリアに見極める力が大事なんだとか。
不安を抱えながらでも一歩行動することができるのが明晰さのすごいところ。
自己肯定感には潜在と顕在があり、多くは潜在で構成されているそうだ。実際のところ私たちの多くが意識しているのは顕在部分だけ。
その土台となる潜在的な自己肯定感が揺らいでいると、いくら表面的に「自分は大丈夫!」って思い込んでも効果薄かも。 ここでやっぱり鍵になるのは思考や感情の「言語化」。もやもやしてる感情や思考をそのままにせず、ちゃんと言葉にする。それだけで、不安がただのもやもやから具体的な課題に変えていくことができる。
例えば、「なんとなく不安だな」って感覚をそのまま放っておかず、「何が不安なの?」って自分に聞いてみる。そうすると、「仕事が思うようにいってない気がする」とか「評価されてないんじゃないか」みたいな答えが出てくる。そうなれば、もうそれは漠然とした不安じゃなくて「どう改善するか」を考えられる課題になるんですよね。
今日の問いかけ。「あなたのもやもやって、実際のところ何なんでしょう?」少し時間を取って、それを言葉にしてみてください。もやもやをクリアにしたら、自己肯定感なんかなくても意外とやれることに気づくかもしれませんよ。