【卓球】2002年~2004年インターハイで、青森山田、仙台育英以外のベストメンバーを考えてみる-前編-
今回のテーマ
2002年~2004年インターハイで、青森山田、仙台育英以外のベストメンバーは誰か?
なぜ、こんなことを考えたかというと、YouTubeの高木豊チャンネルで、高木豊本人や、ゲストが自分なりのベストナインを話すのが物凄く面白いのだ。野球界で、高木豊は、ベストナインおじさんと呼ばれているらしい。
それの卓球版を考えてみるということだ。こんなのは考えたことある人はくそほどいるだろう。
2002年~2004年というのは、僕が出場したインターハイである。優勝チームが、青森山田、仙台育英だった。今回、真剣に考えて、青森山田、仙台育英に勝てるか、シミュレーションしたいと思う。
まずは、団体決勝の結果を振り返ってみる。
2002年茨城インターハイ
青森山田 3-0 東山
村守 3-2 森下
坂本 3-2 時吉
坂本/高木和 3-0 時吉/森門
高木和 - 森門
森田 - 浅沼
僕はこの決勝を観覧席ではなく、2階通路の柵の間から観ていた。よく中国で子供が頭を入れて抜けなくなるやつだ。会場の観客席が少なく、立ち見で観ている人もたくさんいた記憶がある。
この優勝で、青森山田はインハイ6連覇。はっきり言って強過ぎて、対抗馬がいなかった。そして、「ヨイサッ!」でおなじみ板垣先生のインターハイ初采配であった。
1.2番、森下君と時吉君の試合は、会場中が東山を応援していたと思う。それくらい、青森山田は絶対的な存在だったのだ。柵の間から観ていた僕も、「森下、時吉頑張れ!」と応援しながらも、「もし奇跡で2-0リードしても、東山は勝てないな、、、」とあきらめる程、戦力が違い過ぎた。
ちなみに、僕は男子ダブルスのみに出場し、初戦負け。団体戦はベンチ入りのみで、初戦で游学館に2-0リードから大逆転負け。全く面白くないインターハイであった。これについてはいつか書こうと思う。
2003年長﨑インターハイ
仙台育英 3-1 青森山田
水野 1-3 張一博
岸川 3-0 村守
小野/岸川 3-1 村守/横山
郝強 3-1 森田
小野 - 横山
この決勝はしっかり観客席で観た。戦力的には、五分か少し仙台育英が有利かなと。なんたってスーパールーキーで、スーパーエースの岸川聖也が加入したのだ。
決勝のオーダーを見ると、完全に岸川対村守のエース対決が、そのまま勝敗に結びつくだろうと予想。2番とダブルスで、エース対決を制した仙台育英の初優勝となった。
十分な戦力が揃い、初優勝を目指し勢いのある仙台育英と、連覇を途切れさせてはいけないと重圧のかかる青森山田。両チームのプレッシャーの差は、観客席からでもヒシヒシと感じたのを憶えている。
観戦しながら、僕は仙台育成を応援していた。王者青森山田の負ける姿を見てみたかった。青森山田最強の時代を変えて欲しかったのだ。今であれば、青森山田にあたるのが愛工大名電と書けば、若い子もわかるだろうか。
会場の雰囲気は、前年の東山頑張れ!とは違い、インターハイの決勝で久しぶりに良い試合が見れるぞ!と、皆ワクワクしているような雰囲気だったように思う。
ちなみに、僕は、団体は名電に負けてベスト16。シングルスは2回戦負け。ダブルスは3回戦負け。全てにおいて不完全燃焼だった。
団体戦に関しては、滝二は近畿チャンピオンとして臨んだ初めてのインターハイ。昨年のインハイ、センバツよりも周りからの視線を感じた。正直、滝二久しぶりのベスト8を狙っていたので、8決定で名電と当たるのは運がなかった。
当時、インハイの組み合わせに関して、近畿だけ地方大会の結果が考慮されないのである。これについてもいつか書きたいと思う。
2004年島根インターハイ
仙台育英 3-0 青森山田
岸川 3-2 張一博
軽部 3-1 大矢
小野/岸川 3-1 森田/垣原
水野 - 横山
小野 ー 高木和
会場は体育館でなく、展示ホールで、観客席が全面に無く、片面にしかなかった。観戦、応援がしにくいので、ブーイングが出まくっていた。まあ実際に見にくいのだから出るのは仕方ない。
仙台育英は、郝強の代わりに軽部が。青森山田は、村守君の代わりに、高木和、大矢が加入し、戦力は五分と予想。
1番のエース対決は物凄くレベルの高い試合で、「すげぇレベルだなー」と感激してしまった。実際にシングルスもこの2人の決勝となっている。
そして、この試合のキーポイントは、2番の軽部対大矢。軽部君のキレ勢いが素晴らしく、大矢君が圧倒されたのは全くの予想外だった。
仙台育英が勝つには、エース岸川の2点+誰か1点 と思っていたので、軽部君の1点は大きかった。もし後半に回っていたら、青森山田が有利だったと思う。
会場の雰囲気は、今年もすごい試合が見れるぞ!と昨年同様ワクワクしていた。
そして、仙台育英のベンチは今年も熱く、スーパー応援ルーキー尾前龍太郎のベンチからの応援は衝撃的だった。1人で3人分の大声を出しながら、ジャンプして応援するのだから、「尾前の応援、エドモンド本田みたいでエグイな。いやドッスンやろ。」と観客席で話していた。確か、尾前君がジャンプして着地する度に、隣の選手は少し浮いていたと思う。
高校3年の集大成、僕の結果は、、、
ちなみに、妹はきっちり、団体決勝点を上げ、仙台育英学園アベック優勝に貢献していた。
すみません、書き疲れたので、次回、ベストメンバーを選出したいと思います。