見出し画像

NOKTONと散歩4(柴又)

2021年9月28日(火)、復職まで残りの休みが3日…。ちょうど家人が休暇だというので、二人でどこかに出掛けようという話になった。いろいろな案が考えられたが、結局二人とも東京生まれ東京育ち(多摩地域だが…)にもかかわらず、一度も行ったことがないという柴又に行くことになった。柴又と言えば「男はつらいよ」の寅さんであるが、映画も全く観たことがない。とは言え、一度は行ってみたい場所であった。

カメラはEOS RにNOKTON 40mm F1.2 Asphericalを装着し、念のためRF50mm F1.8 STMとNewFD28mm F2.8をリュックに放り込んだ。出来れば40mm1本勝負で行きたい。

武蔵境から中央線快速で御茶ノ水まで行き、各駅に乗り換え浅草橋で下車した。都営浅草線に乗り換えそのまま京成本線で京成高砂→京成金町線で柴又というルートを利用した。それにしても三鷹市から柴又は遠い。まあ江戸川を渡れば千葉県だし…。地図を見て、90年代に仕事で毎週木曜日に通っていた東京歯科大学市川亜総合病院から距離的に遠くないことに驚いた。

柴又駅で下車すると、早速寅さんと桜の銅像が出迎えてくれる。テレビでよく見るやつだ。平日なので人が少ない。

画像1

のんびりと帝釈天に向かって歩き出す。

画像2

途中の小川に三猿がいた。

画像3

おもちゃ博物館。入るほど興味はない。

画像4

平日で人がいないので、お休みの店舗もあった。

画像5

画像6

帝釈天二天門

画像24

帝釈堂。NOKTON40/1.2は、絞って撮ればきちんとした描写になる。やはり40mmという焦点距離は絶妙だと思った。50mmであれば建物全体が入らず困る。35mmだとちょうどいいのかも知れないが、40mmであればちょっと引けば35mm的に使えるし、寄れば50mm的にも使用できると思った。28mmを持ってきてたので、建物を撮る時はレンズ交換してもよかったのだが、面倒なのでしなかった。一人で撮影に来ていればレンズ交換も厭わないのだが、連れがいると時間を取るので面倒なのだ。ズームが便利だが、F1.2のズームなどないし…。ライカで撮っていると思えばどうということはない。

邃渓園という庭園と彫刻ギャラリーを見ることにする。入場料400円。

画像7

こういう廊下は開放で撮りたくなる。

画像8

庭園。平面性の悪い古いガラスがいい雰囲気を出している。

画像10

庭園は紅葉の時期がいいかも知れない。

画像11

絞りF8、カリッと描写する。

画像12

彫刻ギャラリーは、超絶技巧の彫刻がたくさんあった。全部撮影する気にはならない。御朱印帳を持参したのだが、書置き対応のみであった。残念だがせっかく来たのでいただくことにした。

帝釈天を出て矢切の渡しに向かう。

画像13

江戸川河川敷。川の向こうは千葉県市川市だ。

画像14

河川敷に秋桜が咲いていたので撮る…。

画像15

画像16

細川たかしの歌で有名な矢切の渡しは、とても立派とは言えない桟橋があり、舟はなかった。片道200円で渡れるようだが、渡る人もおらず、営業しているとは思えなかった。というか平日に渡る人などいないのだろう。

お昼になったので参道に戻る。

画像17

鰻が食べたかったが高価なので、鴨せいろをいただく。

今日は、大好きなくず餅を食べるつもりで来ていて、あらかじめ参道に船橋屋があることを調べていた。ところが船橋屋に行ってみると、コロナ禍のため、店内での飲食は中止となっており、テイクアウトしかできなかった。

とても残念な気持ちで他の店でくず餅が食べられないか、参道を歩いたところ、程なく見つかった。

早速入店し、自分はくず餅を、家人は抹茶アイスをオーダーする。

画像18

来た。

画像19

黒蜜をかけていただく。脳梗塞による嚥下障害になった時は、大好物のくず餅も食べることができないと思っていたが、問題なく嚥下して食べることができた。感動…。

画像20

抹茶アイス。と言ってもアイス自体はバニラで、抹茶がかかっているものであった。

駅を挟んで反対側にある柴又八幡神社に参拝する。

画像23

誰もいない。

画像23

御朱印をいただこうと思っていたのだが、今は対応していないとのこと。残念…。

帰りは金町に出て、千代田線で新御茶ノ水:御茶ノ水から中央線というルートを利用した。「男はつらいよ」って面白いのかなぁ…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?