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あざみ18
商売を始めて自由と引き換えに自由を失ってしまった
死んでしまいたいのに生きていたい…
そんか矛盾を日々感じながらも
今や無力となってしまった濡れた翼を重たそうに羽ばたいてみる
鳴かず翔ばず…回れない独楽…花にならないで朽ちる蕾…
世の中には物にならないで終わりを告げるものも多い
こと自分に関しては作りかけのガラクタばかりで形になったものが一つもありゃしない
戻りたいのに戻れない…そのもどかしさ…
今まで見えていたものは見えなくなり
今まで見えなかったものは見えてくる様になった
おぞましき知識と言う名の化け物たち
もはや美しいものだけを見て生きていけなくなった自分を不憫に思う
世の中、難儀なことばかりで、とても着いていけない
毎日やりたいことがどれくらい出来ているのだろうか?
全てのことに興味が湧かなくなり虚無感だけが心のなかを支配する
毎日誰も来ない日が続いている
それが自分の存在の意味なのかもしれない
ガラクタはゴミ箱にポイってもんだ
やがて悲しき空を見る
続く